青海老まんが日記

記憶を頼りに漫画の感想と思い出が書かれる


 サラリーマンがおぼろげな記憶で漫画を紹介します

 時々1秒でも早く帰るため(漫画を読むため)の仕事術も失敗談と共に紹介します

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【第十九回】五年生


 漫画も人もいい所だけを見つめよう

概要:木尾士目著。全5巻。四年生も合わせれば6巻分。アフタヌーン連載。

 

あらすじ:大学生~社会人の恋愛模様

 

感想:今回から概要とかあらすじとか書き始めましたが、多分ほとんど機能しないだろう。

木尾士目、世間的にはげんしけんの人という認識だろう。僕もそういう認識だったし、作者も代表作もそうだとおもう。流石にあの育児漫画が代表作ってことはないだろうし……(じごプリだったかな? シングルマザーのエグいやつ)。

実はこれ、読んだの今さっき。メインの感想としては、「あ、俺こんなこと1mmも経験してへんのやけどええんやろか……」である。実際にはもちろん恋愛もしているし、分かれたりはしている。でもこんなに真剣にはならなかったし、なれなかったと思っている。

こういう日常のどこかの世界線にありそうなフィクションってこういう感想を抱くことが非常に多い。例えばワンピースを読んで「なんで俺海賊王にならんかったやろ……」って思うやつはほとんどいないだろう。でも、アオイホノオを読んで「し、しまったァーッ!」って思う人は多いはずである(私もその一人だ)。なんでかっていうと、自分が為しえたかもしれない世界がそこに広がっているからである。なんでゴムゴムの実を食べなかったのかという後悔はないが、何故大芸大に入らなかったのか、出版社に持ち込みをしなかったのかという後悔は多分にある。もっとも、私は今それを取り返しにかかっているのだが。年寄りの怨念は深いぞ……。

でも、五年生みたいな、その瞬間でしか経験できないような恋愛というのは不可逆的であり、時間をさかのぼらないことには実現できないのである。もう後悔か、達観して読むしかないですよね。まだ甲子園物を読んでも達観できないのに、況や大学生ものをや。こうしておけばよかったなぁ、羨ましいなぁという思いが尽きない。流石にちゃおとかの中学生の恋愛ものは、まあしゃーないか、という諦観である。カードキャプターさくらのシャオロンになりたいとはもう思わない。子憎たらしいだけである。

この作品、線とか絵はげんしけんと比べて相当荒っぽいんだけど、味があるんですよね~。この絵柄でこの作風、ぴったりハマりますよね。今のパソコン書きでは出せない味とは絶対に言わないけど、結構難しいんじゃないかな。未熟というか、荒々しさが漫画全体からほとばしってくる感じ。

ただ、これを月刊で読むと相当ヤキモキするだろうな、とも思う。

ちなみに、私の周りにヤリマンはいなかった。どこに生息していたのだろう。

 

青海老

 

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