青海老まんが日記

漫画の感想と思い出。雑記とロードバイクも。


 社外ニートがおぼろげな記憶で、基本的に読んだ人向けに完結漫画の感想と思い出を書きます。

 サイトマップから選べば、読んだことがある作品を見つけられるかもしれないです。

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【第二十五回】てけてけマイハート


 漫画も人もいい所だけを見つめよう

概要 竹本泉著。全12巻。

 

あらすじ ベビーフェイスな妻が毎日のんべんだらりする話。

 

感想 日常系、大好きです。その中で、時間がゆるやかに経過するパターンの作品は実は結構珍しかったんじゃないかと思う今日この頃です。

何を目指すでもなく、のんべんだらりと毎日を過ごすタイプの作品。それでも毎日は進んでいくし、何かしらを獲得していくわけで。そういう日常に抗うでもなく、また攻め立てるでもない人々が美しくて。最近だとこの世界の片隅で、に近いかもしれない(と言うと、両方のファンに怒られるかもしれないが僕は本質的には同じだと思っている。ちょっと成分と食べ方と、用法容量が違うだけだ)。

眩暈がするような、あるいは急き立てられるような毎日を過ごしている僕にとって、とても大きな意味をもつ作品。こうやってメッセージ性を感じさせる意図は全くなかったと思うけど。

でも、こうやって毎日楽しむって現実では凄い難しいことなのよね。毎日楽しかったり、へこんだり、落ち込んだりもするけれど私は元気です、なんて気を張って生きるのも悪くはないけれども、それを表に出さずに楽しんでいて、一喜一憂も楽しみに変えてしまうような、そういう生き方のベンチマークのような気がしないでもない。

旦那にべったり、とかそういうわけでもなく楽しそうな雰囲気。結婚しなくても、しても多分楽しそうで。

楽しそうな雰囲気だけだして、という人は現実にはほとんどいないし、なんかしらみんな抱えている。そう見える人も、多分何か抱えている。あるいは、何かを抱えて生きてきた。

そういったものを全て取り払って、毎日を楽しんでいる様が描ける。これって、フィクション以外ではなかなか描きづらいことではなくって?

 

さすが毒のない吾妻ひでお。毒が無いっていうのはマイナス要素ではなくて、それはそれで美しいものなのです。

ちなみに、うじゃじゃ、みたいな作品も好きよ、私。オーバーオール、好きなのです。

あーあ、結婚してぇなぁ……というのは間違いか。幸せになりたいだけなのよ。現実はこういう風にならないよ! という批判は一切受け付けておりません。そういうんじゃないから、これ!

 

青海老

異論/反論や取り上げて欲しい漫画があればコメントくだされば幸いです