青海老まんが日記

記憶を頼りに漫画の感想と思い出が書かれる


 サラリーマンがおぼろげな記憶で漫画を紹介します

 時々1秒でも早く帰るため(漫画を読むため)の仕事術も失敗談と共に紹介します

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【第三十回】僕等がいた


 漫画も人もいい所だけを見つめよう

概要:小畑友紀著。全十六巻。

 

あらすじ:北海道の女子高生が、チャラい同級生に惚れて、付き合って、間色々あって別れた期間があって、男の方の親友から迫られて、でも断って、収まるところにおさまりました、と。

 

感想:少女漫画って古本屋に行くと全巻セットでなぜか半額とかになってたりする。何ででしょうね。雑食性の私としては嬉しいんですけど。

 今しがた雑食性と言った割に、恋愛ものは割と敬遠していた。というか、少女漫画を敬遠する傾向にあった。なんとなくオチが決まってる(どうせ最初に出てきたイケメンと引っ付くだけなんだろ?)と思ってたし、絵が背景含めてカッスカスなのが気に食わなかった。

 でも改めまして、その考えは大いなる間違いだったと深く反省している。

 

 まずオチが決まってるから読まない、という理由について。これ全然ダメだったね。だって私が好きな漫画って、ギャグとしてのオチはあるけど話のオチ無い作品多いから。敬遠する理由にならない。

 更に言うと、ドカベンを「どうせ明訓が勝つんだろ?」っていう理由で読まない奴がいたら頭おかしいと思うし、ドラクエを「世界救うだけでしょ?」って言ってやらないのもはなはだおかしい。そんなこと言ったら、「どうせ死ぬんでしょ?」とか言って人生舐めてる中学生と何ら変わらんのである。要は、その過程こそが楽しくて、愛おしいのだ。

 僕等がいた、に関して言えば主人公の高橋(ちんちくりん)が矢野(チャラ男)に惹かれて、でも傷つけて、お互いに泥レスで前に進んでいくのが愛おしい。ヤりたくてたまらない矢野が、高橋が愛おしくてヤれないのもイイし。最近の少女漫画は進んでるなぁ、と思いました。私がファイトの暁にハァハァしてる裏でこんなことが起こっていたとは、、、

 しかも気づいたら社会人編に突入している。北海道から東京に転校した矢野が音信不通になったという話である。げんなりするほどご都合主義、というか話を進めるためだけに人を殺して物語を動かしたのだが、これがイイんだ。少年漫画だとこういうのはうんざりするんだけど、恋愛ものだとこういうわっかり易い障害が、なんというか虚構な感じが出てすんごくいいのよ。現実と地続きな話は南Q太に任せとけばいいのよん。

 ライバルの竹内君(シュっとしたイケメン。多分童貞)が何故か外コンに就職して万全の構えで迫ってくるとかもうドッキドキよね。外コンなら何やってもいいと思ってたけど、彼らは彼らで大変なんだろう。私も大変だ。

 そんなこんなで、結局行方不明になってた矢野と引っ付きなおしたりしたワケですが、まあこのオチ、というかラストはわかりきってたことなんだけど、でもこうじゃないと私は多分暴動を起こしていたと思う。変などんでん返し、いらないからね!

 

 画力の話は、まあ読んでりゃ慣れるよ。それに尽きる。そういうモンだと思って読んでりゃあ気にはならねぇ。初期ヒーローカンパニー神奈川のりこも慣れりゃ読めるんだ。どうってことないさ。

 

 ちなみに、社会人になってからこの漫画を買いまして、君に届けとこれを途中まで読んで「何て格好いいんだ……」と思って、何を血迷ったか(別に血迷ったわけではないが)、片思いの娘に告白したら粉砕された。

 まあ言いたかったことが延々言えなかった自分の背中を後押してしてくれて、後悔が無いようにしてくれた。そういう意味では感謝してます。こういう話は別途項目立ててそのうちできればいいと思います。

 

 頑張って立ち直ります。

 

 蛇足になるが、連続して二巻以上読むと少女漫画ってのは死ぬほど疲れます。でも、そういうところが、気に入ってたりするんだな。

 

青海老

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