青海老まんが日記

記憶を頼りに漫画の感想と思い出が書かれる


 サラリーマンがおぼろげな記憶で漫画を紹介します

 時々1秒でも早く帰るため(漫画を読むため)の仕事術も失敗談と共に紹介します

 タバタ式から辿ってきた方は、恐れ入りますがグローバルナビゲーションのロードバイクの部分から飛んでください

【第四十七回】ハルコビヨリ~こういう旦那/嫁が欲しい~


 漫画も人もいい所だけを見つめよう

 

 

 え? 小坂俊史率が高すぎるって? 好きなんだから仕方ねーだろ!

 

こういう旦那/嫁が欲しい

概要

  1. 著者(私の主観と記憶に準拠)

     小坂俊史著。当ブログでも最頻出に近い。先生になれませんが終わらないようでなにより。

  2. あらすじ(これも私の主観と記憶に準拠)

     傍若無人を絵にかいたような彼女である永井ハルコが同棲中の主人公を四コマの常識的な範囲でぶんまわす。
     いつもの通り、気になる方はWikiハルコビヨリ - Wikipedia)でも見といてください。

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    (最終巻表紙。この躍動感と嫌そうだけどまんざらでもない顔がいい。こういう顔をしていきたい)

  3. 概要(巻数、掲載誌・時期)

     全4巻。まんがくらぶ系列で2005年頃連載。正直四コマ誌は勃興が激しくて覚えられないし区別がつかないものが多い。
     

感想

  1. 出会い

     多分大学生のころに見つけて即購入した記憶が、、、こういう出会いって縁ですからね。見つけたら買いますよ。

  2. 何故素晴らしいか

     結論から言うと、ある一定の制限がかかった中での自由度が高いというのが魅力なんです(私にとって)。たとえば、最近RPGで「自由度が高い!」っていう触れ込みの作品が目立ちますけど、それでもやっぱり「魔王を倒す」とか「世界を救う」っていう目標があるわけですよね(エ? ない? こりゃまた失礼しました、、、)。まあ目標ないオンラインゲームとかもあるけどサ。
     個人的にはあるルールの中で戦ってくれるのが楽しいんです。スポーツにせよ、漫画にせよ。

     で、ギャグ漫画で作者の設けた枠が読者に当てはまるかって、すごい難しいと思うんですよ。例えば銀魂なんかは、ジャンプ的(人によって判断が分かれるが、私はそう考えている)な世界観を多く持つ人に対して勝負している。だから、新規に開拓した側面はあるにせよ、ある程度土壌がある中で勝負したワケだ。

     で、ジャンプ的っていうのは、圧倒的大多数にウケるというのは最近の映画で証明している。いわゆる王道ギャグ漫画かくあるべしっていうのが、(大げさにいえば)定義されたワケだ。

     万人にあの精度でウケる。流石すぎる、、、。実際めちゃめちゃ面白いしね。
     翻ってこの「ハルコビヨリ」ですよ。やっとここにこれた。

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    (しかし萌えないヒロインだな、、、でもかわいくないとは言っていない! むしろ結婚してくれ!

     いわゆるシチュエーションコメディに分類されると思う。同棲という特殊といえば特殊(あんまりギャグ漫画では使わない)な状況で、でも舞台は現代日本。どこまで無茶できるか!

     まずハルコの属性がもうてんこ盛りなんですよ。ギャンブル狂、フリーター寸前、大酒飲み、ズボラ、、、という単体でもそれなりにギャグにできるけど、やりすぎるとドツボにはまる設定を上手く天性のバランスで動かす。無理のない親切設計になっている。

     加えて、いい感じの友人を配置して、時にボケさせ、時にツッコませる。こういう友人を配置することにより、ハルコがさらに際立ち、、、という寸法だ。

     ちなみに、こういう常識人が多い作品は初期~中期小坂作品には珍しい。以前紹介したサークルコレクションは全員変な奴(主人公が常識人風)であったり、先生になれませんは生徒がその常識人の役を担っているものの、物語を回す一段は総じておかしな人間ばかりだ。
      

  3. その他雑感

     つまり何が言いたいかってと、うま~く我々の現実でありそうで、そしてうらやましくもあり、でも絶対に世の中にはない。そういうかゆい所に手が届くタイプの漫画だっていうことが言いたかっただけなんだよ! こういう結論最近多い気がするけど。

     確かに、未来とか宇宙とか、そういう軸を根底からズラしてギャグをやるのは瞬発力は出るかもしれない。でも、そこを自分のフィールドとして捉えて長期間安定的に勝負できるか、、、というと、出来る作家は限られる。そのうちの一人だ。

     

まとめ

  • 日常系シチュエーションコメディの頂点ではあるまいか
  • キャラ立ちが無理のない属性で、楽に読める
  • 小坂さん最高!

 

 もしかして、ちょっと褒めすぎたか? う~ん、好きなんだからしょうがないということで!
 
 じゃあのノシ

 

青海老

 

 

 

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