青海老まんが日記

記憶を頼りに漫画の感想と思い出が書かれる


 サラリーマンがおぼろげな記憶で漫画を紹介します

 時々1秒でも早く帰るため(漫画を読むため)の仕事術も失敗談と共に紹介します

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【第四十八回】もやしもん~農学部でさまよって~


 漫画も人もいい所だけを見つめよう

  

 人生を変えてしまった、、、という話ですよ。なぜか! それはこの漫画を読んだせいでウッカリ大学で農学部に入ってしまったからです。私が。

 

農学部でさまよって

概要

  1. 著者(私の主観と記憶に準拠)

     石川雅之。知識で攻めるタイプの漫画家のイメージ。良い子の学習漫画的な。でも話の筋も通っている。素敵!

  2. あらすじ(これも私の主観と記憶に準拠)

     菌が肉眼で見えてしまう特殊体質の沢木そうえもん忠保は、同級生の美少年結城蛍と共に東京にある農業大学に野心を持たず殴りこみ、、、。菌とか食品うんちくが四割くらい。あとは大学生活(だって、初期タイトル「農大物語」だったかな。どこがどうなったら「もやしもん」になるんだか。)

     気になる方はWikiもやしもん - Wikipedia)でも見といてください。

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    (十一巻表紙。今改めて見るとかなりキワどいな? 男なのにそそる~)

  3. 概要(巻数、掲載誌・時期)

     全13巻。イブニング等で2004~2014年頃連載。そんなやってたのか!
     

感想

  1. 出会い

     本文。純朴な漫画少年だった私に一筋の閃光が! なんで手に取ったかさっぱり忘れましたが、手に取ったその頃は高校二年生くらいだった気がします。それまでは大学生活にイメージが全くもてておらず、キャンパスライフのイメージも当然皆無でしたね(冬物語を読んで、予備校のイメージだけはついていた)。

     そうしたなかでもやしもんを読んだら、たちまち指南書になってしまうワケですよ。しかも、もともと「どっちかというと農学部かな~」くらいに思っていた私を猛烈に後押しすることとなったわけですね。
     
     まんがの ちからって すげー!


     最初に手に取った時から順調に巻を重ねて、五巻だったかな、巨大なオリゼーぬいぐるみがオマケとしてありましたよ。そのせいで1,500円くらいになってたんですが、もちろん迷わず購入致しました。多分まだ実家にあるはず。

  2. 何故素晴らしいか

     憧れのキャンパスライフを描いているので素晴らしいに決まってるじゃないか! めっちゃ良い悪い先輩が何人もいて、かわいい同級生もいて、なぜか一回生ながらゼミに出入りして(ほぼあり得ません)、幼馴染はなぜかかわいい男の娘になってて、、、いいこと尽くしじゃね~か!

     、、、すみません、これは主人公のシチュエーションの素晴らしさでしたね。漫画としての素晴らしさにも触れます。
     
     いや、何が素晴らしいって大学農学部という未開の地を漫画に仕立て上げることですよね。正直、読者のほとんどが大学の農学部のことを分かっていなかったと思うんですよ(動物のお医者さんは獣医だし、、、)。そこを食品学科に絞らず、畜産とかそういうのまで広げて描く。まずシチュエーションの妙。
     加えて、それに関する知識が中途半端や生半可ではなく、綿密な調査と取材(と多分適度なフィクション)に基づいている。これで物語にリアリティが出るわけですな。

     神は細部に宿る、、、というのはあながち誇張ではなく、菌やその他農業にまつわるエトセトラを詳細に、微に入り際に穿つ書き方をすることでフィクション部分や物語の筋全体が際立つ。だから面白い。だからフィクションとして楽しめるんです。ブラックジャックと同じ理屈を21世紀に改めて展開して、それが通用する。なぜか手塚治虫神にも思いを馳せることができるわけですね!

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    (昔読んだときは「蛍最高! 他の女イラネとか思ってましたが、今は万人を愛せます。あ、でも葉月ちゃん推しかも。惑わない星とか読んじゃったし)

     当然押さえるべきポイントも押さえています。主人公と周りの成長ですね。10年も連載してりゃ変わるよ! というのは分からんでもないですが、いや~みんな良い大学生になったな~と完結時には滂沱ですよ。なぜか。主人公の年齢を余裕で飛び越していたからですね。悲しい、、、
      

  3. その他雑感

     農学部に無事侵入した私は、当然成績は燕のごとく低空飛行をたどる。自分で冬虫夏草でひと儲けする根性もなければ、菌も見えず、女装もせず、ただひたすらに大学生をしていた。
     どうすればよかったのだろうか、、、。同級生は気づいたらクジャクを育てたりしていた。あれが正解だったのか!?

まとめ

  • 史上初農学部物語
  • リアリティが物語を支える
  • ま、神は細部に宿るってことで一つ

 

 ちなみに正しい読み方は、一巡目はさら~と蘊蓄を流してストーリーを追って、二週目に樹教授の蘊蓄をこれでもかってくらい読みこむ。これが私の食べ方です。とてもおいしかったし、試験にも役に立ったぞ!
 
 じゃあのノシ

 

青海老

 

 

 

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