青海老まんが日記

記憶を頼りに漫画の感想と思い出が書かれる


 サラリーマンがおぼろげな記憶で漫画を紹介します

 時々1秒でも早く帰るため(漫画を読むため)の仕事術も失敗談と共に紹介します

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【第五十三回】サムライリーガーズ~ルール変更系野球漫画はイイ!~


 漫画も人もいい所だけを見つめよう

サムライリーガーズ(1) (ヤングキングコミックス)

サムライリーガーズ(1) (ヤングキングコミックス)

 

 

 これまでも野球漫画を紹介して参りました。ワイルドリーガーとか

 

blueshrimp.hatenadiary.jp

 

 逆境ナインとか


 
 ですね。「やったろうじゃん!」も紹介したりしていました。

 そして今回はまた超人系というかぶっとび系の野球漫画を世の中に知らしめたい一心なんですね。要するに、ダイヤのエースとかキャプテンより、アストロ球団寄りでやっていきたいと。そういう心づもりです。

 で、サムライリーガーズ。ポジションとしてはルール改変系野球漫なんで、ドラベースと同じくくりで大丈夫だと思います(何がだ?)。

 

ルール変更系野球漫画はイイ!

概要

  1. 著者(私の主観と記憶に準拠)

     竹山祐右。ジャンプでも連載していたらしいですけど、私がジャンプとサンデーとマガジンをほぼ読まず過ごすという不幸な少年時代を過ごしてきたので良く知りません。それよりもはやめブラストギアの人じゃないですか! あのちょっとエロいロード漫画。いいよね~

  2. あらすじ(これも私の主観と記憶に準拠)

     近未来(だと思う)メジャーリーグではなくワリとなんでもアリのメジャーボールなる野球リーグが流行中。各国の代表っぽい選手が各国風の必殺技(中華カンフー風とか)を繰り出しながらしのぎを削る。そんな中で日本からノコノコ出てきた青年が日本風チームサムライ・ドッグスに入団し、成長しつつチームも勝ちます、的な話。野球じゃなければよくあるプロットですね。野球じゃないんだけど。

     いつもの通り、気になる方はWikiサムライリーガーズ - Wikipedia)でも見といてください。

    f:id:Blueshrimp:20171121151240p:plain(一巻表紙。流石にこの表紙では野球漫画には見えない)



  3. 概要(巻数、掲載誌・時期)

     全4巻。ヤングキングアワーズで2010~2012年頃連載。
     

感想

  1. 出会い

     ラストイニング面白かったけど終わっちゃったな~。アレを越える野球漫画を作りこむのはもうしんどいんじゃないのかな~と思ってた私。そしてなんか表紙が野球してる気配ないんですけど! みたいな野球漫画があるじゃないですか。ようし、こいつでいってみるか、ということで読み始めました。

  2. 何故素晴らしいか

     そう、野球漫画には無限の可能性があることを教えてくれました。やっぱり、先人達の積み重ねは偉大であると。

     例えば、某テニス漫画と言えば燃えるVテニスの王子様ですが、振り切っててそれくらいなんですよ。何でかっていうと、まだやりつくされてないからなんですよ。王道はベイビーステップとかでまかなってて、でもまだ王道とかちょっと捻った路線で勝負できる。要は、王道から異端までの距離が短いんですね。誰が悪いとかではなく、歴史の積み重ね具合の話なんですよ。

     一方野球漫画ですが、これはもう「巨人の星」から「たのしい甲子園」まで何でもあるわけですね。なんならドラッカーとか出てくるし。どんな日常系漫画でも野球回ってのはあるし。究極超人あ~るとか。グリーン・ウッドの野球回、最高(ショタと女装少年が大活躍)だったな、、、とか、思い出が無限にあるわけですよ! 多分だけど、テニスより多い気がする。

     で、漫画っていうのは今までと同じものを書いても仕方ないんです。
     別に完全オリジナルであるべきとは全く思いません。というか、そんな主張をするやつがいたらここに連れてきなさいよ! あんたなんか嫌いって言ってやるから!(海がきこえるより)。

     作品っていうのは、ある種なにかの再構成になっているべきで、それを自覚していた方が面白いと思うんですよ。大瀧詠一とか、桑田佳祐みたいに。手塚治虫という神様だって、一部何かしらの再構成です(神なのでマジで完全オリジナルは存在するけど)。でも、そんなのはほんの一部だ。

     そんな中でこの作品。野球漫画っていう先人が大量発生しているフィールドでこの作風ですよ。なんかから由来はしてるけどごちゃごちゃしてて全く新しく見える! というのが素晴らしい。

     まず、普通のバット使うやつが極端に少ない。バットからムチが出てきたり、HEATハンマー(フルメタ)みたいになってたり、新体操的なリボンで絡めたり、あげく日本刀っぽい何かでぶっ飛ばしたり。その手があったか!

     投げる方も投げる方で、普通のピッチャーでもファミスタくねくねみたいな変化球を投げます。でもそんなんじゃ全く目立てません。だって分身魔球が当たり前だから。インフレもここまで意識的に進めるとめちゃめちゃ面白い。

     極めつけは、特殊ルールですよ。以下Wikipedia引用。

    ・フルカウントショウダウン:バッターが宣言し、ピッチャーが承諾することで成立する。例えその時点でどんなカウントであっても、ツーストライク・スリーボールの状態から行われる「一球勝負」。なお、一対一の勝負であるため、成立後の代走は認められない。

    f:id:Blueshrimp:20171109210803p:plain

    (バットもビヨンドかよって感じですが、炎も出ています)

    ・フルブラストショウダウン:フルカウントショウダウンとは逆にピッチャーが宣言し、「打者を指名して行う一球勝負」。フルカウントのルールに付け加えて出塁者が無条件に三塁まで進める。MB史上でも数える程度しか使用されていないルールで作中では100年以上使われなかった。それは「敗北したピッチャーは即引退」と言うルールが存在する為。

     、、、意味わかんないでしょ? それがいいんです! 多分考えたことがある人は世の中にいたはずなんですが、これを実行した漫画家ってのはいなかったはず。感動をありがとう!

      

  3. その他雑感

     書きたいことは山ほどあるんですが、何故か長くなりすぎたのでこのへんで。

     

まとめ

  • ルール変更系野球漫画金字塔
  • 野球には無限の可能性
  • 球漫画は先人の積み重ねがあり、だから名作が未だ生まれ続ける

 

 絵が実に素晴らしいのも、もちろんプラス要素だ!
 
 じゃあのノシ

 

青海老

 

 

 

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