青海老まんが日記(漫画の感想文垂れ流し)

主に完結漫画の感想文。たまに自転車乗ります


主に完結した漫画の感想を書く。多分漫画の感想にかこつけたぶちまけになっていると思う。

基本的に漫画を読んで「xx 感想」と調べるタイプの人を読者として想定している。要は読んだ人向け。

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だぁ!だぁ!だぁ! 感想:読むだけシンデレラ


 漫画も人もいい所だけを見つめよう

だぁ!だぁ!だぁ!(1) (講談社コミックスなかよし)

だぁ!だぁ!だぁ!(1) (講談社コミックスなかよし)

 

 
 つい最近読み直しました。うん、100パーセントの女子小学生(中学生?)向け漫画でした(村上春樹風)。
 典型的な90年代風ツンデレ男である彷徨が未夢にデレるまでのストーリー……美しいじゃないか! 読むだけでシンデレラですわ!(26歳男性の感想)

 ということで、サブタイトルは読むだけシンデレラでいきましょう。もちろん『おざなりダンジョン』(よろしくプレリュードとか、おまたせコーダとか)のパチもんです。

 

 

読むだけシンデレラ

概要

  1. 著者(私の主観と記憶に準拠)

     川村美香。個人的にはだぁ!だぁ!だぁ!(以下だだだ。長いから)の人というイメージ。

  2. あらすじ(これも私の主観と記憶に準拠)
     宇宙から来たルゥ君を両親のアメリカ行き等々があり彷徨の実家のお寺で育てることになった未夢と彷徨。シッターペット兼トラブルメーカーのワンニャーとルゥ君を、世間の目から隠し通すタスクを通じて仲が深まるという分かり易くも伝統ある展開で、ラストは相思相愛に持ち込まれて彷徨から告白。10年後みたいなエピローグも最高!
     いつもの通り、気になる方はWiki(だぁ!だぁ!だぁ! - Wikipedia)でも見といてください。

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    最終巻表紙。この最終巻表紙が未夢と彷徨どドアップということが物語の本質を表している、気がする
  3. 概要(巻数、掲載誌・時期)

     全9巻。なかよしで1998~2002年頃連載。

感想

  1. 出会い

     もちろん少年の頃の私はその存在を知っていたし読みたいとも思っていた。しかし我が家がちゃお派であり、コロコロコミックとちゃおの二誌を購入している以上これ以上読むことは出来ない……。そしてなんとなくちらりちらりと存在を意識しつうここに20年と時が経過。大人買いだ! 読む! おもしれ~!

     ちなみにファンの方々等々には大変申し訳ない話なのだが、アニメは1話でクオリティに笑ってしまって見続けることが出来なかった。でもしょうがないよね? いや、当時の話よ当時の。

  2. 何故素晴らしいか

     そう、僕等はシンデレラになれるんです。現代版シンデレラ。設定がそれほどまでに完璧なのだ。意図してか意図せずかは知らないけど。

     まず漫画の目標がかなり明確である。当時の王子様(ヒロインの対義語として使用したい。ヒーローってなんか違う気がするので)から好意を伝えられてめでたく相思相愛!!! っていうのがベストなストーリーなんですよ。で、その当時の王子様っていうのがツンデレクール風自分だけには笑顔を見せてくれてそれでいて友達とか思いでスポーツ勉強万能なんですね。彷徨はこの条件にばっちりなので、まず一翻。

     で、状況設定。親が遠く離れていてい一つ屋根の下という状況下で、ルゥ君だけならいざしらず、トラブルメーカーワンニャーや出オチ感満載で最後まで頑張ったクラスメイトの迫りくる罠をほぼ二人で解決しなければいけない。これで仲が深まらないわけがないじゃないですか! これも一翻。

     主人公未夢。こうかわいさ全開なんだけど自分のかわいさに気付いていないというかそれどころじゃない状況で毎日を楽しみつつ忙殺されている、ああいいなあ……。これも一翻。おじさん的には二翻付けたいけど。

     最近はこういうヒロイン流行りませんよね。純真無垢で汚れなき精神をもつそんなヒロイン、ライトノベルだとまず空気ですし、少女漫画でも最近は一ひねり二捻り加えてある。そうじゃないんだよ! 俺はシンプルなヒロインが見たいの! まあそういうのではこの作品のような過去の傑作を越えられないという意見もあるが……少女漫画王道でこれを越えてきて欲しいと感じている毎日であります。

     で、最後に難しいことを全く考えさせないストーリー。全ては前述の目標到達のためのステップでしかないのだ。クラスメイトの恋愛とかもほぼない。強いて言えば親子愛がそれにあたるかもしれないが、いやいやそれも必要なステップなのです。相思相愛に一直線! これも一翻。

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    最終巻より。典型的なワンシーン。ふたりはべったべたよ

     よし、満貫乗ったね! 

     まとめると全ての少女漫画のベンチマーク足りうる作品なんですね。基本的に余計なことはしません。回り道無しのエンターテイメントなので、安心して読めるってワケです。読むだけで、回り道なくシンデレラストーリーを辿れるってワケなんですよ!!! ……伝わりましたかね?
     君に届けで風早と爽子がくっつくまでが長い道のりだがムダが無いように、この作品もそういう話なんです。シンプルに勝負して、ここまで勝てる。王道最高!
     

  3. その他雑感

     まあ現代にこれが蘇っても勝てるかどうかは少し疑問ではある。私は面白いけど、今の子の需要に応じているかどうかはちょいと微妙なところです。こんな王子様はキツいのでいらない! とか、真っ直ぐな未夢が腹立たしいとか、そういうことを言い出す輩がいるかもしれない。悲しいけどこれ、時代なのよね……

まとめ

  • 設定が完璧
  • 目的が明確
  • 今の子にウケるかな……

 あ、あと画風もぴったんこカンカンなんですよ。所謂少女漫画アクセル全開! みたいな画風(90年代の話ね!)。読み応え十分でした

 今(2018年)風の少女漫画と言えばこちら。

blueshrimp.hatenadiary.jp

 
 ライバル誌ちゃおの作品は(他にもいろいろあるけれどとりあえず)コレ。

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 じゃあのノシ

 

青海老

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