うすうす気づいているかもしれませんが、同棲モノとか新婚夫婦モノとかの四コマが大好きなんですよ、私。で、ホント言うとななこまっしぐらとかの感想を書き散らしたいと思っているのですが、何故か家に単行本が全部ないんだよなァ。ふーふな生活とかも単行本全部はないし。こういう漫画は飛び飛びで買ってるので、xx巻だけない! という事態に陥り勝ちなんですよ。
ところがどっこい、今回ご紹介いたしますだって愛してるはストーリー四コマ(というジャンルがあるらしい)なのです。個人的にはあんまり読まないジャンルです。
簡単に言えば、4コマやってるウチにストーリーが進むもの。
漫画って全部そうでは? と考えている方もいらっしゃるかもしれませんが、これがどっこいそんなことはない。例えばコボちゃんなんか何年やっても話が同じのサザエさん時空(もっとも、最近は弟(妹?)ができたりなんかしてはいますが、、、)。これは多分ストーリー漫画には含まれない、はず。
個人的には、ストーリー四コマはあまり読みません。普通にコマ割ってくれた方が面白い気がするし、、、
メッセージ
概要
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著者(私の主観と記憶に準拠)
むんこ。まんがホーム等々で連載する四コマ界の押しも押されぬ大エース。ジャンプで言うと尾田栄一郎くらいのエース度合いだと思ってください。
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あらすじ(これも私の主観と記憶に準拠)
若い夫婦の結婚生活モノ。旦那が売れない作家で、嫁がハイスペッカー。過去のトラウマや子供を産む等々に関するエトセトラがシリアス味。
いつもの通り、気になる方はWiki(だって愛してる - Wikipedia)でも見といてください。
(一巻表紙。古い、古いな~塗りが特に!) -
概要(巻数、掲載誌・時期)
全3巻。まんがタイムで2004~2010年頃連載。
感想
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出会い
ハイパー少女ウッキーやららいか・デイズを読み健康に育った予備校時代の私は、本誌でしか会えないむんこ作品をもっと読みたくなっていたのだった(作品の量がハンパじゃないので、四コマ誌パラパラ捲ってたら絶対どっかにはいるちゃあいるんだけど。手塚治虫神かよ)。
絵に勢いがあってかつシンプルでいいんですよ。 -
何故素晴らしいか
新婚後チョイ経ち夫婦モノなんですが、嫁の勢いがイイんですよね~。古典的なギャグ表現が似合うこと似合うこと(蹴り飛ばしてダンナがずっこける等々)。漫画的なリアクションがあることによって、シリアスシーンでも安心して読めるような気がするんですよ。
最大の特徴は、うま~くシリアスシーンを放り込んでくれるところ。要は笑わせから泣かせの切り替えが上手いんですね。
シリアスシーンでも何週も連続してそんなことやるってことは無いし、あっても数コマ。ギャグの割合で言えば、ターちゃんみたいな感じか? あのジャングルの中で常にギャグねじ込んでいくスタイル。アレはアレでいいんですが。でも下ネタじゃん! しかも低俗なタイプの。結構好きは好きだけど。
むんこはだって愛してるではさらっとしたシリアスシーンを提供しつつ、勢いのあるギャグでサラっと落とす。そのメリハリが良いんですね。
(ベッタベタのコッテコテのギャグ満載。流石の安定感)
後は、同棲・新婚モノは結構多くのテンプレが使えるのがいいですよね。夫婦間の見解の相違から、お互いちょっと慣れてきたよね~的なギャグ、ご近所さんの一通りのイジり。新婚って、恋愛結婚の場合は初々しさと慣れちゃったね感が漫画だと同居出来て一粒で二度おいしい。そして、慣れちゃったね感はそのまま漫画の安定感に繋がるので、これもおいしい。
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その他雑感
メリハリの証拠と言うか、そのおかげでか、非常に多くの読者を獲得しているようでまんがタイムセレクションなる、今でいうところの趙こち亀みたいなコンビニ誌的なものにむんこ氏はラインナップされている。単純に作品数が多いからかもしれないけど。でもシリアスシーンがあるとは言え基本一話完結なので。これめっちゃ大事。
まとめ
- シリアスとギャグのメリハリ
- 同棲・新婚ものはシチュエーションが美味しい
- 一話完結は四コマでは超大事
全然関係ないんですが、コレ書いている途中に一端休んだり一晩置いたりすると何書きたかったのか全然思い出せなくなりますね。えいやでバシっと書いてしまわないと地獄を見る。
じゃあのノシ
青海老