青海老まんが日記

漫画の感想と思い出。雑記とロードバイクも。


 社外ニートがおぼろげな記憶で、基本的に読んだ人向けに完結漫画の感想と思い出を書きます。

 サイトマップから選べば、読んだことがある作品を見つけられるかもしれないです。

 タバタ式から辿ってきた方は、恐れ入りますがグローバルナビゲーションのロードバイクの部分から飛んでください

【第二十回】H2~私たちは木根になれない~


 漫画も人もいい所だけを見つめよう

 

H2〔文庫版〕  1 (小学館文庫 あI 61)

H2〔文庫版〕 1 (小学館文庫 あI 61)

 

 
 私たちは何故木根推しなのだろうか。物心ついた頃から、気が付いたら木根サイドに立っていた。比呂でもなく、英雄でもない。木根なのである。何故だ。

 

 

私たちは木根になれない

概要

  1. 著者(私の主観と記憶に準拠)

     あだち充。説明不要の大御所だ。野球漫画の描き方を分かっていないらしいぜ。

  2. あらすじ(これも私の主観と記憶に準拠)
     要る? 野球部のない高校に入学した中学野球回の超人がラブコメしつつ全国制覇に向かう。
     いつもの通り、気になる方はWiki(H2 (漫画) - Wikipedia )でも見といてください。

    f:id:Blueshrimp:20180128153341p:plain

    (一巻表紙。いわゆる”あだち充”の主人公である)

  3. 概要(巻数、掲載誌・時期)

     全34巻。週刊少年サンデーで1992~1999年頃連載。
     

感想

  1. 出会い

     気づいたら読んでいた、としか言いようがない。友人宅や古本屋なんかでさんざ読んだあげく、自分で買う。最初からそうしろと言いたい。

  2. 何故素晴らしいか

     H2と言えば木根。木根と言えばコレだ。

    f:id:Blueshrimp:20180128153917p:plain

    (画像ちっさ!)

     木根!!! 木根のガッツポーズのための漫画かと思ってました。いつからだろうか。

     主人公サイドに入り込めないのは何故なんだろうか。いや、比呂とか英雄が嫌いなわけじゃないんよ。凄い才能と挫折と根性と努力と青春があるわけでさ。ただなぁ。陽当たり良好の主人公とか上杉達也とかはもっと馬鹿っぽくて、駄目感があるからいいのかなぁ。憎めない感じは共通なんだけど、、、多分僻みでしょう。私の! 野田がスライダー捕れないシーンとかなんかほっこりというか、安心してしまう自分がいるわけよ。

     あだち充に我々は何を求めているのだろうか。基本的に天才が努力して結果を残す話をラブコメで和えて脇をコメディリリーフが固める、ってのは一つのラインとしてあります、と。で、それが間違ってるのかもしれんのよね。そういう先入観があるから木根とか西村(タッチ)とかが光って見えるのかもしれない。術中か?

     中学くらいで読んだときには、国見比呂になれると思ってたんよ。オーバースローですげー洗練されたフォームで投げてさ。パワポケ4もやってたからなんかジーンと来てたワケですよ。私もヒーローになれるのかな、と

     で、なんか個人的に色々苦労してきて、なんか色眼鏡が濃くなってきて、素直に見れなくなってきた。ひがんできたわけですな。漫画のキャラに

     そこでスタートからヒネてる木根くんとか広田くん頑張れっ! ってなっちまうのよ。判官びいきじゃあないんだけど。あー悲しいなぁ

     もっと悲しいのは、木根広田が自分側の人間だと思っていたところ。違うからな! 勘違いすんなよ私! お前そんな大層な人間じゃねーぞ!

     

  3. その他雑感

     結局のところ、国見比呂にはなれないけど、木根にはなれると思っていたのだろうか。おこがましいにもほどがある。

     でも実際の所今は木根になれるとは思っていない。広田にももちろん成れない。しかし以前H2を読むと木根に引き込まれる。

     そう、我々は木根を応援しているのだ。広田も応援している。比呂にも英雄にも絶対に勝てないのに、意地だけで張り合っている彼らが眩しくて、そしてなんとなく憎めなくて応援してしまうのだ。もはや自分を重ねているワケではない。彼らの青春の一ページをただただ見守って、願わくば、応援していた彼らの目標が達成した暁には、ささやかな美酒を彼らに気づかれないようにそっと飲みたいのである。極めて個人的に。

まとめ

  • 国見比呂になりたかった⇒なれなかった
  • 木根になりたかった⇒なれなかった
  • 木根を極めて個人的に応援したい←イマココ

 

 木根に成れないとなると、我々の目指す道のりは一つしかない。そう、比呂の親父になるのだ。……なれるかなぁ。
 
 じゃあのノシ

 

青海老

 

 異論/反論や取り上げて欲しい漫画があればコメントくだされば幸いです