青海老まんが日記(漫画の感想文垂れ流し)

主に完結漫画の感想を語ります。たまにただ語ります


 主に完結した漫画の感想を書く。多分漫画の感想にかこつけたぶちまけになっていると思う。基本的に漫画を読んで「xx 感想」と調べるタイプの人を読者として想定している。要は読んだ人向け。

 タバタ式から辿ってきた方は、恐れ入りますがグローバルナビゲーションのロードバイクの部分から飛んでください。最近練習サボリ気味

【第九十二回】派遣社員松島喜久治~読者に寄り添ってくれる~


 漫画も人もいい所だけを見つめよう

 

派遣社員松島喜久治 1 (まんがタイムコミックス)

派遣社員松島喜久治 1 (まんがタイムコミックス)

 

 

 こうなれたら最高では、、、!!! と今では思います。そう、敏腕派遣社員松島喜久治さんのように!

 サラリーマン漫画ってどれもこれも、なんというか主人公がアホほど背伸びして成長して、会社を軌道に乗せて、、、みたいなトコありますが、現実そんなこたァないんですよ。そんな奴ァいねえってことです。

 半沢直樹とかも嫌いではないんですけど、まあそれとは別の胃にスッと入る、そんな漫画です。 

 

読者に寄り添ってくれる

概要

  1. 著者(私の主観と記憶に準拠)

     ふじのはるか。多分こんぺいと! の方が人気。オフィスもの四コマに強み。ギャグ漫画、、、ではない気もするけど。四コマ漫画ってジャンル分けに困りますね。

  2. あらすじ(これも私の主観と記憶に準拠)

     敏腕派遣社員である松島喜久治がズバっと参上し、ササっと仕事をこなす。有能なサラリーマンかく戦わん、というところを見せ付ける漫画。
     オフィスのドロっとした感じとかも微妙に書いてあるわけで、リアリティありんす。
     いつもの通り、気になる方はWiki派遣社員 松島喜久治 - Wikipedia)でも見といてください。

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    (最終巻表紙。牧歌的四コマですね。いい時代だった……)



  3. 概要(巻数、掲載誌・時期)

     全8巻+外伝的なのが2巻。コミックアルファ等で1998~2010年頃連載。
     

感想

  1. 出会い

     本文。四コマを読み漁っていた高校生の私。きららとかで萌えは網羅してて、ギャグは小坂俊史とかで網羅してる。しかしどことなく満たされない感じ、、、

     そうだ! 私に足りないのは現実感である! 地に足がついた、そういうタイプの漫画が読みてェ。でもそんなもん世の中にほとんどないですな、、、という時代背景がありました。当時はWEB漫画もほとんどありませんでした。とすると、なんというか起伏が激しくない漫画ってのはなかなか掲載する媒体が少ないわけですね。

     例えば、「宇宙家族カールビンソン」なんかは日常系でありながら舞台は無限に広がる大宇宙であるし、そういった意味で我々に寄り添ってくれる漫画ってのはほとんどなかったワケだ。少なくとも高校生には見つけられなかった。サラリ君ってのもなんか違うしな。ダーリンは外国人みたいなエッセイ風漫画がようやく世の中に出てきた、という時代。

     で、この作品ですよ! 会った時、ようやく見つけた! という感覚でしたね。

  2. 何故素晴らしいか

     「出会い」の項目で結構書いてしまったんですけど、やっぱり我々に寄り添って日常の中で話を展開してくれるっていうのが、安心して見ていられるんですよ。安心感ってのは、案外他の漫画に求められない。日常系でも、うっかりすると直ぐに全国デビューとか、仲違いとか、同級生との軋轢というか難しい距離感とか(コレはゆゆ式のアニメ見てて思いました。あれが心に痛いのよ、、、)やってくれるので、そういう心配がほぼない、のがこれがいいんだ。

     いや、実際のところそういう話、つまり人間関係のごたごたとかそういう話は結構掲載されている。でも、所詮(っていう言い方が正しいかどうかは分からないが)松島喜久治は一派遣社員でしかないし、そうなると風来坊的なポジションでしかないわけで。

     決して主人公が手を抜いているというワケではなく、むしろ熱心に仕事をしていると言える。誇りを持って仕事をしている(スキルも高い)。でも、その特殊なポジション、派遣社員というポジションであるが故に一歩引いてものごとを捉えるし、周りもそういった見方をする。ある意味で距離感があるわけですな。

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    (こういうおじさんになりたい、、、!!!)

     じゃあ喜久治さんは誰に距離が近いかっていうと、我々読者だと思うんですよ。この距離感、この漫画が読みたかった。というか他にあんまないんだな~

     萌えが不足する分現実感がある。会社の中のセクハラやパワハラ、不良社員なんかをネタにして成敗するという水戸黄門的側面も丹念に描ける。しかもオトしてギャグに出来る。言うことナシ!

  3. その他雑感

     需要がないからそういう漫画がないという説もある。みなさんどうやら漫画に大仰なドラマを求めているらしい。
     それはそれでいいんだけど、全部それだと食傷気味だぜ!

     

まとめ

  • 距離感って大事よね
  • 劇中の事件との距離感と、読者との距離感
  • 全ての漫画が全部一大スペクタクルってなっちゃうとおばさんこまっちゃうわ

 

  ちうことです。WEBとかでもいいから続き書いてくんないかしらね。
 
 じゃあのノシ

 

青海老

 異論/反論や取り上げて欲しい漫画があればコメントくだされば幸いです