青海老まんが日記(漫画の感想文垂れ流し)

主に完結漫画の感想文。たまに自転車乗ります


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ヒカルの碁 感想:ヒカルが憎い


 漫画も人もいい所だけを見つめよう

 

ヒカルの碁 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

ヒカルの碁 1 (ジャンプコミックスDIGITAL)

 

 
 いや~流行ったね。ヒカ碁。囲碁の漫画って他にありますかね? 将棋よりも盤面映えませんよ、囲碁って。よくここまで流行ったな。

 そして私はヒカルが憎いのである。理由は後述します。 

ヒカルが憎い

概要

  1. 著者(私の主観と記憶に準拠)

    ほったゆみ×小畑健。どっちも大御所だネ。

  2. あらすじ(これも私の主観と記憶に準拠)
     いらんよね? 一応言っておくと、小学生が呪いの碁盤から幽霊を召喚して、その幽霊が囲碁超強くて、ひょんなことからその小学生も囲碁に興味をもって心技共に成長していくという王道ストーリー。
     いつもの通り、気になる方はWiki(ヒカルの碁 - Wikipedia )でも見といてください。アホみたいに充実してます。こういうの誰が書いてるんでしょうね?
    「ヒカルのご」の画像検索結果

     イラストは圧巻である

  3. 概要(巻数、掲載誌・時期)

     全23巻。ジャンプで1999~2003年頃連載。
     

感想

  1. 出会い

    何故か小学校の図書室に導入された。程なくして図書室外持ち出し禁止のお触れが出て、パクられて終わった気がする。当時は一巻か二巻だけ読んですぐ辞めた気がする。

    むしろアニメを見てましたね。子供の頃にまともにみたアニメってポケモンとシャーマンキングとヒカルの碁と遊戯王くらいだった気がする。アニメ見るのなんとなく恥ずかしかった。今思えばもっと見とけばよかったなと思う。ガンバルガーとかラムネとか勇者王とかそういうの見とけばもっと真っ直ぐな大人になれたはず。ウルトラマンとか仮面ライダーもほとんど見なかったし。完璧な勧善懲悪モノをほとんど経験してないからこうなってしまうのだ。

    幼少期に何を見るかってとても大切で、私の場合はロクにそういうモノを見ていない。そうすると反動で、変な方向に走ってしまうわけだ。みんなと同じものを見て、同じ時代を経験することはいかに大事かということを伝えてリングを降りたい。

     ということで、大人になって(23くらいの頃)改めて読んだワケである。

  2. 何故素晴らしいか

     いやなに、面白い。とても面白い。盤上という人間の動きが制限された世界でこれほどの人間ドラマを展開されるとは思わなかった。

     盤上の人間ドラマ、というと近いものに哭きの竜がある。例の背中が煤けてるヤツだ。でも竜は結構ドンパチやってたという記憶もある。それに大分大人の香りだ。

     比較するにこちらは、いかにもジャンプらしい王道の少年成長者。サイという特異な指導役を手に入れたヒカルが悩みつつも成長する。

     このサイってやつがまたミソで、今までなら「ロボット」とか「小さめのマスコットキャラクター」でやるしかなかったポジションを大の大人が、しかもけっこー人間臭いヤツが任されるというなかなか斬新な設定である。

    omocoro.jp


     ウン。ここにも無いタイプの作品だな。やっぱり珍しいんだろう。とにかくサイには魅力を感じた。

     ということで、ヒカルが憎いのである。なんだ、あいつは。

     ヒカルには魅力を感じないんだよね。天才の成長ってさ、もうお腹いっぱいなのよ。そんな自分の可能性を信じられるほど若くはない、と、23歳のときに読んでそう思いました。挫折しろ。

     そう、俺も才能があって、家に碁盤があって、そこから呼ばれて飛びててジャジャジャジャーンで幽霊が出てきたらそれなりの一介の棋士になっていたハズである。社会的地位も金も手に入れて、女侍らしてウハウハになっていたことだろう。そう、俺はたまたま運がなかっただけなんだ。ヒカルはたまたま運がよかっただけなんだ。世が世なら、選ばれるのは俺だったんだ。なんであいつだけ……アイツが憎い! という理屈ですな。

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     じゃじゃじゃじゃーん

     あの冴えない浪人生みたいなのは好きでしたね。筒井さんも好きだけど、あの歳食った人。まあ二十くらいだから今の私からしたら若造もいいところなんだけど。必死なんだけど勝てない。自分を投影してしまう。いい終わり方でホントに良かった。

  3. その他雑感

    サイが自分の中に〜以降はほぼ記憶にないのは私のせいなのだろうか。

     ちなみに、呼ばれてじゃじゃじゃじゃーん系の漫画だとコレがおすすめである。短編集だ。

    Present for me 石黒正数短編集 (ヤングキングコミックス)

    Present for me 石黒正数短編集 (ヤングキングコミックス)

     

      細かい話は省くけど、石黒さん(とあさりよしとお)の短編に外れはないので読んで欲しい。
     

まとめ

  • ヒカルが憎い
  • サイというキャラクターのヒネりがいい
  • 王道で良かった。読後感良し

 昔父に囲碁の手ほどきをされたが、さっぱり身につかなかった。やる気の問題である。そんな人間でも人間ドラマで楽しめる構成になっているわけだ。方向性は違うけどムダヅモみたいな感じよね。知らなくても楽しいけど、戦いのフィールドが分かれば二度おいしいというやつである。

 同じ時代のジャンプな漫画の感想文は以下。 

blueshrimp.hatenadiary.jp

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 じゃあのノシ

 

青海老

 

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