青海老まんが日記(漫画の感想文垂れ流し)

主に完結漫画の感想文。たまに自転車乗ります


主に完結した漫画の感想を書く。多分漫画の感想にかこつけたぶちまけになっていると思う。

基本的に漫画を読んで「xx 感想」と調べるタイプの人を読者として想定している。要は読んだ人向け。

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一週間フレンズ 感想:我々を裏切らない!!!


 漫画も人もいい所だけを見つめよう

 

一週間フレンズ。(1) (ガンガンコミックスJOKER)

一週間フレンズ。(1) (ガンガンコミックスJOKER)

  • 作者: 葉月抹茶
  • 出版社/メーカー: スクウェア・エニックス
  • 発売日: 2012/06/22
  • メディア: コミック
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 はい一週間フレンズ。一言で言うと、我々を裏切らない作品だった。登場人物が出揃った瞬間に我々は全ての展開を予想する。それ通りに進行する。悪くはない。

我々を裏切らない!!!

概要

  1. 著者(私の主観と記憶に準拠)

     葉月抹茶。代表作はコレ。『僕が僕であるため』にを連載中(2018年現在)。

  2. あらすじ(これも私の主観と記憶に準拠)
     記憶が飛んじゃう系女子の藤宮さんにベタ惚れの長谷君が一生懸命頑張って彼女を振り向かせる、というか一緒になって頑張る話。
     いつもの通り、気になる方はWiki(一週間フレンズ。 - Wikipedia)でも見といてください。

     

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     最終巻表紙。そう、こういう話なのだ

  3. 概要(巻数、掲載誌・時期)

     全7巻。ガンガンJokerで2012~2015年頃連載。

感想

  1. 出会い

     流行りものはとりえあえずおさえる派なので、読む。ちなみにガンガンは全盛期37万部、現在2万部らしい。やはり紙雑誌冬の時代だな。

  2. 何故素晴らしいか

     この作品、まず前提として博士の愛した数式を語る必要があるな?

     

    博士の愛した数式 (新潮文庫)

    博士の愛した数式 (新潮文庫)

     

     
     まず読むんだ。映画にもなってるらしいので観てもいい。とにかく全ての土台なのだ。

     ……よし、読んだ? じゃあ読んだ前提で話しますね?

     まず博士の愛した数式はどうしようもないラストなのだ。道中薄々気づくのだが、全く報われない。いや、我々が報われる報われないの議論をするのは登場人物にあまりに失礼だ。しかし、個人的にあの場には立ち会いたくないなあ、という苦い感情が私を支配する。
     有り体に言えば、ハッピーエンドではない。

    風街ろまん

    風街ろまん

     

      なんだか世代がバレそうだがはっぴいえんど

     
     我々もハラハラしながらどうなるんだろうの一心でページをめくっていた。おそらくハッピーエンドにはおさまらないだろう。しかし、ハッピーエンドに収まってくれ。いや、なんでもいい。とにかく皆幸せになってくれ――

     そういう博士の愛した数式がある一方で、一週間フレンズである。もちろん共通点はキーパーソンが記憶を保てないこと。ちなみに博士は80分、フレンズは1週間である。

     明確な違いは、一週間フレンズは明らかにハッピーエンドに向かって邁進しているのである。「いや途中全部忘れるくだりとかあるじゃん!!!」と言う方もいるかもしれない。

     いやいやそんなもん。ただのアクセントですやん。ラブラブカップルの痴話喧嘩みたいなもんで、犬も食いませんて。ドカベンで言うと、初回に何故か先制されるのと一緒。どうせ山田がホームラン打つ布石なんですよ。

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     そう。こんな感じ

     批判しているわけではない。私は山田がホームランをかっ飛ばして逆転サヨナラってのも悪くはないと思っているタイプの人間だ。主人公が勝つのが嫌なら別の漫画を読めばいい。『宮本から君へ』、とか。きっついぞー

     おっと。別にドカベンの話がしたいわけじゃない。一週間フレンズだ。

     まず記憶を失った女の子藤宮。十中八九記憶もどる流れである。最序盤から何か原因があり、それを解決できそうな気配がぷんぷんしている。

     そして長谷。これほど我々(クソオタク)の分身にならないキャラクターも珍しい。我々は彼の活躍をただ見守るだけである。長谷になりたくて、なれなかった。

     ……? ここまで書いていて気付いた。多分この漫画を読むタイプの人間は手を伸ばせば長谷になれる。そしてこの映画を見るタイプの人間は、おそらく長谷だ。長谷に自分を投影できるタイプの方々。なるほど。

     そしてこれみよがしに出てくるどうみても記憶喪失の原因絡みの転校生。完全にお前原因やん。出た瞬間笑ってしまった。

     他にも仏頂面のクール気取りの女とかいろんな登場人物がいるが、配置した瞬間物語を動かしたくなる。というか、絶対動く。あとは勝手にやってくれという感じだ。

    omocoro.jp


     配置した瞬間、と言えばコレ。

     そして我々がイメージした通りに物語は進む。サブはサブ同士くっつく。記憶を失わせた奴は実は悪気が無かった。しかも直接の原因でもない。そしてめでたく両想いになる。よかったじゃん。

     そう、我々の期待を裏切らない。それが一週間フレンズ。博士の愛した数式とは、あまりに対照的だ。
     

  3. その他雑感

     この作品、正直言って諸手を振って褒めるつもりはない。ただ、世の中にはこういう作品も必要なのである。私が好む好まざるに関わらず。たまにはこういうのもいいかな、という感想だ。

まとめ

  • 博士の愛した数式
  • イメージ通りの登場人物がイメージ通りに気持ちよく動く
  • YYS

 

 多分私が読むべき漫画ではなかった。良い漫画だけど。ちょっと調子崩した。

 予想外の展開に終わった恋愛漫画はコレ。

blueshrimp.hatenadiary.jp

  
 じゃあのノシ

 

青海老

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