青海老まんが日記(漫画の感想文垂れ流し)

主に完結漫画の感想を語ります。たまにただ語ります


 主に完結した漫画の感想を書く。多分漫画の感想にかこつけたぶちまけになっていると思う。基本的に漫画を読んで「xx 感想」と調べるタイプの人を読者として想定している。要は読んだ人向け。

 タバタ式から辿ってきた方は、恐れ入りますがグローバルナビゲーションのロードバイクの部分から飛んでください。最近練習サボリ気味

【第百九回】いつも美空~あだち充-(野球+ラブコメ)=?~


 漫画も人もいい所だけを見つめよう

 

いつも美空 (1) (小学館文庫)

いつも美空 (1) (小学館文庫)

 

 

 いつも美空。表題の通り「あだち充-(野球+ラブコメ)」な作品です。非常に貴重。QあんどAでも女の子出てくるしね。

 巨匠は両翼をもがれても(もいでも?)飛べるのか! というところが当然一つのテーマになるのですが、個人的には結構好きでした。マイ視点としては、恋しないヒロインは眩しくて素敵というところでどうか一つ。

 

 

あだち充-(野球+ラブコメ)=?

概要

  1. 著者(私の主観と記憶に準拠)

     あだち充。ちょっと前に虹色とうがらしの感想文を書いたと思いますので、そんな感じです。絵柄みんな変わらないって言うけど、結構変わってきましたよね? 線が年々シンプルになる。

  2. あらすじ(これも私の主観と記憶に準拠)
     ひょんなことから超能力を授かってしまった六人の中学一年生。喋るネコと共にチマチマした事件をギャグ調で乗り越えつつ、最後は超能力を悪用せんとする巨悪と激闘! ってところかね。別にストーリーラインは重要ではない。
     いつもの通り、気になる方はWiki(いつも美空 - Wikipedia)でも見といてください。

    (新書版一巻表紙。健康的でしょ? まさに「ムフ」って感じ)

  3. 概要(巻数、掲載誌・時期)

    全5巻。週刊少年サンデーで2000~2001年頃連載。
     

感想

  1. 出会い

     近所の本屋が文庫本はカバーかけない方式を採用しておりまして、そうするともちろん中学生やら高校生だった私は読みふけるワケですね。「いつも美空」「レベルE]「八神くんの家庭の事情」「変」「デビルマン」……なんちうラインナップだ。他も色々と読んだ気がします。とにかく、そんな中の一つです。
     一応文庫で三巻読んだハズなんだけど、何となく心に残らなかったのを覚えています。感想は「(あだち充)ぽくね~」って感じです。同級生も誰も読んでないので感想戦もなかったし。記憶にあまり残らない作品でした。

  2. 何故素晴らしいか

     そして私は大人になった。当然過去読み漁った漫画を買いなおしてもう一度読んでいるワケだが、いやいやなんのなんの。ヒロインかわいいじゃないのと。坂上美空かわいいじゃないの。

     恋しないヒロインってのがいいんですよ。例えばH2の古賀ちゃん(石原さとみだったか?)なんかはもう恋に恋して恋気分なワケですよ(恋する自分に気づかない感じがまたグー)。古賀ちゃんも最初は恋愛関係ないでっせ路線でともするとアイシールドのまもり姉ちゃん的なポジションかと思われたが、そこはやっぱり雨宮さんのくだりもあるので、ラブコメにも巻き込まれるワケですね。これは致し方ない。

     しかし! こっちの美空ちゃんは違うのですよ。小久保都っていうヒロインにはなれないけど美人でっせおねーちゃんかわいいじゃないの的なポジションの娘が出てきて、読者としても「お、お得意のさよなら三角か?」と思いましたが、そうはならなかった。これには度肝を抜かれましたね。ちなみに小久保ちゃんはこのタイプの女の子(あだち充ファンなら分かるだろう表現)としては初出ではないか、と個人的に思っています。あんまり最近の作品記憶ないから分からんけど。

     

    (小久保都。真ん中上段。もう少し良い画像探します……)

     中学一年生っていう舞台設定がかなり効いてる。これが高校一年生なら私はおそらく「そんなやつおらんやろ~」としか言いようがなかったと思うし、多分シラけていたことだったろう。中学一年生のハツラツさがなんとも言えないのよ! 天真爛漫がギリギリ書けてかつ大人の階段登るシンデレラのイメージが最高にいいんでさァ。

     健康美、という表現があるじゃないですか。それにかなち近く、かつバタくさくないそんなイイ感じのヒロインです。なんていうか、現実には絶対いない二次元的な理想のヒロインかもしれない。「オタクってこういうの好きそうだよね~」って言われたらもともこもありません。ボーイッシュな感じ、好きなんです。ショタコンこじらせたからか? でも見ていてかなり爽快感あるヒロイン(千鳥かなめも爽快感あるけど、また別のベクトルで)でございます。

    (千鳥かなめ(フルメタル・パニック!)。恋人にしたくない贈呈品イーター。画像はラグビー部の主将を罵倒しているシーン)


      

  3. その他雑感

     一応ストーリーラインの感想をば。やっぱり全四巻で話回さなきゃいけないからアテ馬みたいなキャラが多かったのは少し残念かもしれない。一人ひとりの魅力が完全に引き出されていたとは言えないだろう。でも虹色とうがらし見てたら長くてもなァという気もしないでもないので、これでよかったちゃあよかったかもしれない。

     正解がわからんのよ。登場人物を小出しにすればいいのか。あだち充はベテランならではのスターシステム制をほぼ採用していると同義なくらいキャラクターの「顔」に力があるので、もっとそっちに寄りかかっても……それはキツいか。大分寄ってるもんな。う~ん、難しいところです。

まとめ

  • 恋しないヒロインは美しい
  • オタクが好きそうなタイプのヒロイン(極めて個人的な感想です)
  • ストーリーはもう少し粘れたかもしれないが、正解がわからない

 

 書き終わって気づきましたが、嵐山歩鳥に少し近いかもしれない。

(ついに完結しましたね。よかったよかった)

 ちなみに「いつも美空~あだち充-(野球+ラブコメ)=」

 の答えは「理想的なヒロイン」というところでどうか一つ。
 
 じゃあのノシ

 

青海老

 異論/反論や取り上げて欲しい漫画があればコメントくだされば幸いです