青海老まんが日記(漫画の感想文垂れ流し)

主に完結漫画の感想文。たまに自転車乗ります


主に完結した漫画の感想を書く。多分漫画の感想にかこつけたぶちまけになっていると思う。

基本的に漫画を読んで「xx 感想」と調べるタイプの人を読者として想定している。要は読んだ人向け。

タバタ式から辿ってきた方は、恐れ入りますがグローバルナビゲーションのロードバイクの部分から飛んでください。最近サボリ気味

人間越えられない壁はないが費用対効果の悪い壁はある


 漫画も人もいい所だけを見つめよう

 本日、上司(流行り言葉で言えばメンター)から「そろそろ……」という言葉を引き出すのに成功した。

 何が「そろそろ……」なのかというと、そろそろ首元が涼しくなってくるという意味の「そろそろ」である。そろりそろりと首締めかかるわけだ。

行進曲≪雪の進軍≫

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 ご存知? 雪の進軍。どうせ生かして還さぬつもりというのは冗談キツイ

 一応首が涼しい理由を聞いてみると「要領が悪い」とのこと。一向に改善する気配も見られない。だから人の3倍やれ。休みの日も使え。俺も1年目はそうだった。頑張れ。下も入って来たしそろそろ(結果をださねばアレ)だぞ、と。

 上司としては「がんばれ」という言葉を伝えたかっただろうが、個人的には「あ、もう限界やな」と解釈した。人の言葉とはかくも脆いもので、その解釈は完全に受け手によるのである。セクハラだと思ったらセクハラ。解雇通告だと思ったら解雇通告。

 おそらく上司のメッセージは「確かに今は壁だと感じているかもしれない。ただ、しかるべきリソースを投入すれば越えられる壁だ。なんとか頑張って攻略しろ。検討を祈る。ちなみにタイムリミットはあるぞ。覚悟してろよ」だろう。これが伝えたかったメッセージ。

 それに対する私の解釈は「あ~ほんならもうええですわ~」だ。一応言っておくと、「ええ」は「もういいです。以上!」だ。

 ここまで読まれた方はおそらくこう思うだろう。「いや、頑張れよ。社会人舐めるなよ」、と。私も客観的にこの状況を評価すると、おそらくそう言うと思う。がんばれよ、お前。そんくらいどうにかなるだろう、と。

 ところがどっこい、どうにもならないのである。どうにもならないことなんて、どうにでもなっていいこと、と思ってしまう節もある。実際どうでもいいと思ってしまった。 

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先生たちは僕を不安にするけど それほど大切な言葉はなかった 

 なぜかどうでもいいと思ってしまうのか。それは壁が「確かに越えられるかもしれないが、その壁を越えるのは非常に困難を伴うだろうし、おそらくあなたが指定する期限内には越えられない」からである。

 まず前提として、私は越えられない壁はないと思っているタイプの人種である。どちらかというと過激派エキセントリックな危険思想ではあるが、これが譲れない。人間は大陸を支配し、海を越え、空を飛び、宇宙へと飛び立った。それぞれにとんでもない壁が用意されていたことと思うが、そのどれもを我々はクリアしてきた。ご先祖様万歳。

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 ところが、だ。そのたびにどれくらいの犠牲を払ったかということについて語られることはあまりに少ない。また、どのくらいの時間がかかったかということについて、議論されることも少ない。宇宙に行きたい。あの空の向こうに星たちが瞬いて瞬いて光っている。そんなことを言い始めたのはいつだ? 多分遠いギリシアの民もそんなこと言ってたと思う。少なく見積もって2000年前。飛ぶのに2000年かかってる。その間に散っていった方々、プライスレス。そんなわけあるか。ジャミラじゃあるまいし。

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今日の宇宙開発事業は彼女の上に立っている。ライカ。雌。


 私は何が言いたいのか。まとめると「確かに越えられない壁はないかもしれない。ただ、壁の高さとか厚さを見てからそういうこと言えよ?」 である。人間どうにもならないことはあるのだ。

 無論、どうにかなることはある。どうにもならんの一言で全てを片付けるのは確かによろしくない。要領が悪い程度はどうにかなるだろう、そう思うかもしれない。

 ただ悲しいかな。私は割合自分の天井を把握するのが上手い。なんとなく自分の進化の速度が分かってしまうのだ。自分の限界を自分で決めている、と批判するなかれ。限界を知っているのではない。むしろ、無限の可能性があるとさえ信じている。ただ、成長速度を知っているだけだ。

僕らには見えてしまうんだよ自分の天井が。大人になるとある日ふと誰もが気付くんだ。頭上にせまっている自分の限界とも言うべき天井の存在にね。そしてそれは歳をとるにつれ近づいて、シミや、汚れがわかるほどますますハッキリとしてくる。(麻倉幹久)

 
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大事なことは全て漫画から学んできた。シャーマンキングで葉のオヤジ


 これにも理由がある。というか、いくつかの苦い経験がある。賢者は歴史に学べるらしいが、愚者も経験には学ぶことが出来る。かいつまんでお話ししよう。

 時に大学時代。意気揚々と体育会系野球部に入った私は気づく。そう、圧倒的な才能の差に。長い話を短くすると、同期にのちのプロ野球選手がいたのだ。

 見た瞬間「大学4年間で勝つのは不可能だ」と悟った。当時の私にしてはなかなかいい判断じゃないか。事実全く手も足も出なかった。それどころか、他の選手にも全く歯が立たなかった。多分私がチームで3番目くらいに練習していた。もしかすると24時間練習すれば勝てたかもしれないが、そうはしなかったし出来なかった。結局4年間所属していたが、1イニングしか公式戦に出ていない。

 更に大学院時代。これも長い話を短くすると、自転車競技でインカレに出れた。自分で言うのもなんだが、結構頑張った。褒めてやりたい。
 
 インカレでは自転車競技なのでレース系の種目に当然出場した。そして悟った。

 何もかも次元が違った。唯一覚えているのは、前の選手がちょっと加速した瞬間豆粒のような小ささになっていたことだ。早すぎる。私も大学の代表なので死ぬほど弱いわけではないが、明らかにレベルが違った。これを数年で埋めるのは無理だと思った。レース中に笑ってしまったのを今でも覚えている。圧倒的な実力差には、人間笑うしかない。この場合の実力差が、前述の「越えられるかもしれないがコスパ悪すぎ壁」だ。

 一方で、他にも「コイツ絶対勝てない」と思うことも多々あった。が、飛べないハードルをなんとかして乗り越えてきた自負もある。京都にある偉そうな大学にも、偏差値30台から浪人を経てなんとか潜り込んだ。ズブの素人から1年半でインカレにも出れた。だから、自分に頑張る才能が全く無いとは思っていないし、むしろこれまではなかなか頑張って来たんじゃないかと思う。自己弁護ではなく、自分に対する客観的な評価だ。褒めているワケでも、けなしているわけでもない。自己認識。

「魔法騎士(マジックナイト)レイアース」オリジナル・サウンドトラック3~ゆずれない願い

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 飛べないハードルを負けない気持ちでクリアしてきました、が……


 だからこそ分かる。今回は「恐ろしく費用対効果の悪い勝負」であると。おそらく、定められた時間内に勝てる勝負ではない。

 だから大人しく兜を脱ぎたい。それだけだ。勝てない勝負はあまりやりたくない。傷つくからだ。弱い私を出来る限り守りたいし、おそらくこれはそこまで傷ついてまで競りにいく勝負ではないはずだ。

 社会人や部活動1年目の方もおられることだろう。負けた人間の一意見であるが聞いてほしい。勝つ見込みのない勝負は世の中に存在する。それをいかに見極めるかが人生幸せになれるかどうかの分かれ目だ。勝てるフィールドで勝負しろ。

 もっとも、挑戦しないことが一番の後悔にはなるのだが。やるだけやっとけ。好きな女には好きって言っとけよ。

 

好きっていいなよ。 1 (デザートコミックス) (KC デザート)

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