青海老まんが日記

漫画の感想と思い出。雑記とロードバイクも。


 社外ニートがおぼろげな記憶で、基本的に読んだ人向けに完結漫画の感想と思い出を書きます。

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【第二十四回】課長バカ一代~真面目な奴が一番オモロイ~


 漫画も人もいい所だけを見つめよう

 

課長バカ一代(1) (KCデラックス 週刊少年マガジン)

課長バカ一代(1) (KCデラックス 週刊少年マガジン)

 

 
 働いていて思うのが、やっぱり一番笑けてくる奴は真面目にやってる奴だということだ。ボケを狙ったりして笑いをとられることもあるにはあるが、やはり真剣にやっているからこそ生まれる笑いというのもそこにあるだろう。サラリーマンの悲哀と言えば言い過ぎか。

 ということで、課長バカ一代。クロ高よろしく登場人物は全員真剣なのである。

 

真面目な奴が一番オモロイ

概要

  1. 著者(私の主観と記憶に準拠)

     野中英次。我々の世代(昭和末期~平成初期)ではみんな読んでいたのがクロマティ高校。ギャグの革命かと思った。彼の姿を最後に見たのは何かの原作を書いているときだったきがする。だぶるじぇいかな?

  2. あらすじ(これも私の主観と記憶に準拠)
     サラリーマンギャグ。キャラ立ち激しい劇画パロ。主人公は家電メーカー勤務の課長代理心得級であり、主に開発を担当か? 企画部かも。まあどこでもいいんですけどね。毎度毎度トンでもない商品を発表して(読者の)ドギモを抜く。
     いつもの通り、気になる方はWiki(課長バカ一代 - Wikipedia )でも見といてください。

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    (これはアレだ。クロ高に寄せた表紙だね)

  3. 概要(巻数、掲載誌・時期)

     DX版全3巻。ミスターマガジンで1996~2000年頃連載。ネタさえあれば延々続いたな。 

感想

  1. 出会い

     友人がクロ高に走る中、私は次なる新天地を開拓するために古本屋に足を運んだ。だって金ないからクロ高の新刊買えなかったんですもの。
     で、手に入れたワケだ。

  2. 何故素晴らしいか

     もう腹抱えて笑ったね。全部反則。というか、そんなギャグ見たことなくってよ(中学生時代)!

     クロ高は確かに流行っていた。めちゃめちゃ強引に笑わせてくる。そんなんアリなんですか? というくらいにはなんでもアリ。

     で、それとほぼ同じ話なんだよね。でも、なんとなく若干リアリティがありそうな感じがして個人的にはこっちの方が好きです。

     いや、全編ギャグフルスイングで教訓とかゼロなんですけど、それでリアリティのある世界観を維持できているって凄い話なんですよ。絶対ないんだけど、なんかありそう! って思わせる技。劇画チックというのもあるにはあると思うし、それは原因の一つではあるんですけど、会社員っていうのがやっぱり大きいんじゃないかな。

     僕だけかもしれないけど、なんでもアリだと思わせてある種の枠に収まってる漫画は面白い。逆に、その枠を意識せずに飛び越えてしまっている漫画は今一つ。現実的な話をしているのに、無軌道にSFに寄っちゃう漫画とか。一番苦手なのは、最初はありそうな動きとか戦いを展開してるくせに、気づいたら超人ものになっちゃってる漫画。風呂敷広げるのはいいけど、最初から決めとけよ、と思う。途中で納得がいかなくなり、なんとなく冷めてしまう。そういう漫画を読むときは、自分の中のフィクションメーターの調節が難しくなって、放棄してしまう。

     だから、最初からこういう風にサラリーマンとかいう枠をちゃんと作って戦う漫画は安心して楽しめる。これが難しいのよ。第一話で宇宙人が出てきますよ、って宣言すればいいてもんじゃない。最初に、こういう風におかしくなりますよって宣言が必要なんですよ。


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    (サラリーマンという枠組みに見事おさまった瞬間)

     始まったばかりの漫画とかでそのへん設定するのは難しいと思うけど、見切り発車では読者も困っちゃいますぜ。

     で、一応内容の話なんですが、まず主人公の白スーツの怪人がトンでる。脇を固める林田とか前田みたいやヤツも飛んでる。何が起きてもおかしくない。ライバル会社も飛んでる。けどみんな馬鹿をやろうってバカやってるんじゃなくて、会社員として前に進む中でギャグがあるんですよね。巨人の星をギャグとして捉えるのと凄い似ています。
     

     商品開発回なんか特に最高ですよね。真面目にやってんのに、最高にバカ。ボケないで、バカ。これが最高。

     

  3. その他雑感

     これがハマった人は、ぜひ内閣総理大臣織田信長も読んでみよう。どうやって手に入れるかは私も実に困っている。

     

    内閣総理大臣織田信長 1 (ジェッツコミックス)

    内閣総理大臣織田信長 1 (ジェッツコミックス)

     

      

まとめ

  • サラリーマンという枠組みが面白い
  • 劇画でギャグをやる、島本味だけど終始真剣
  • 復活せんかねェ

 

 やっぱりギャグ漫画家って疲れるんだろうな、と今更ながら思いますわ。大変な仕事ですよ。
 
 じゃあのノシ

 

青海老

 

 

 異論/反論や取り上げて欲しい漫画があればコメントくだされば幸いです