青海老まんが日記(漫画の感想文垂れ流し)

主に完結漫画の感想文。たまに自転車乗ります


主に完結した漫画の感想を書く。多分漫画の感想にかこつけたぶちまけになっていると思う。

基本的に漫画を読んで「xx 感想」と調べるタイプの人を読者として想定している。要は読んだ人向け。

タバタ式から辿ってきた方は、恐れ入りますがグローバルナビゲーションのロードバイクの部分から飛んでください。最近サボリ気味

君は鴨川で何を思うか(ミズキリストから一言)


 漫画も人もいい所だけを見つめよう

 鴨川、と言えば最近は千葉の方が有名なのではないかと思うが、やはり私の世代では京都の鴨川なのである。もっとわかり易く言うと、「けいおん!」で紬ちゃんたちがキャッキャウフフしていたのが京都の鴨川だ。

 鴨川は、桟敷ケ岳付近を源とし桂川の合流点に至るまで京都市内を南北に流れる約33kmの河川です。悠久の歴史の中で京文化を育んできた川であり、今も憩いの場として多くの人に親しまれています。
(良い天気ですね。写真撮ってくればよかった。写真はリンク(【京都】鴨川をのんびりお散歩♪おすすめカフェと雑貨屋さん | キナリノ)から)

 

 また万城目学や森見登美彦の小説でも御多分に洩れず出場する。青春フィクションの聖地と考えても言い過ぎではないだろう。

 

 鴨川等間隔の法則、というのもある。もはや伝説に近しいが、鴨川のへりに座り込むカップルは、自然と等間隔になるという法則なのである。この法則自体は伝説でも何でもなく、夏の三条大橋から見下ろせば「なるほどね」となること受け合いだ。もっとも、我々が彼らを見下ろしているとき彼らもまた我々を見下しているというか端的に言えばアホだと思っていることを忘れてはいけない。まことしやかに囁かれる伝説は、大学院生がデータ採取のためにメジャー片手にカップル間の距離を測って回ったことである。私は多分事実だと思うが果たしていかに。

 

 そんな鴨川であるが、やはり私の思い出は「水切り」である。

 一応説明しておくと、水切りというのは川に向かって石を投げつけて、ぴょんぴょんさせるアレである。シュッってやつ。

 スポーツ全般、特に球技が苦手な私であるが水切りだけは自信をもって「得意科目」に分類できる。調子が良ければ十回程度跳ねさせることも可能だ。

 そんなミズキリスト(サジェストでは水切りストッキングが出てきた。これ何?)を自認する私である。鴨川を見れば水切りがしたくなる。

 私と水切りの初めての出会いは、京都にある大学を受験した時だ。それまでも水切りの経験があるのだが、自分で意志を以って水切りを実施したのはアレが初めだったと思う。石だけに。今までは雰囲気に流されていたのである。川だけに。

 大学受験の前日、地方出身の私は受験するワリと大きめの大学には行ったことがなかったので当然見学に向かう。ホテルを随分西にとっていたこともあり、散歩がてら歩いて大学まで向かうことにした。

 京都の西の方から東に向かうと必ず出会うのが鴨川。その西側と東側に大きな大学が二つあったのだが、東側の大学に用事があったので必然的に鴨川を渡ることになる。

 今でこそサンポニストをミズキリストと共に兼任する私であるが、そのころは散歩はアホがやるものだと思っていたので開始5分で飽き飽きしていた。見る目がしっかりしていないとダメですね。未熟の限りです。

 そんな中、突然鴨川は神秘的な美しさを伴って私の眼前に現れた。京都の冬は雲が多いが、少し薄日が差すようなそんな天気は私は大好きである。その頃はどうとも思わなかったのであるが。

 この美しさに対してどのようなアプローチを採れば良いか分からなかった私は、とりあえず通過して東の大学へと向かった。

 東の大学は私のイメージしている大学よりは少し野暮ったかった。それまで大学と言うと地元の神大(しんだいではなく、じんだい)で模試を受けただけであったので、はっきり言って「ボロですやん」と思った記憶がある。そんなことも相まって、速やかに退散して鴨川に舞い戻った。

 そして鴨川。万城目学も森見登美彦も知らなかった私は何をするか。

 そう、水切りである。男子一生の仕事、それが水切り。

 石を手に取り、恥ずかし気に、しかし内なる闘志を秘めて第一投。

 ……全然跳ねない。テキトーにもう一球投げても跳ねない。ちょっとはにかんで「仕方ねえなァ」みたいな顔をして鞄を置いてもう一投。

 やはり跳ねない。ここでやめては野球部員の沽券に関わるので、鞄を下ろして真剣に投げる。

 ちょっと跳ねた。二回くらい。小さくガッツポーズ。ささやかな成功体験である。

 それから一時間ばかり水切りと重ね、だんだんとコツも覚えて七回から八回程度は時折跳ねさせることが出来るようになった。

 しめしめ、という顔をして堂々と肩で風を切って宿舎に凱旋する私。もはや思い残すことはない。ついでに鞍馬口のブックオフ(今は消滅済み)にちょっと寄って、余計な買い物をする。

 ……しかしこの晴れ晴れとした気持ちが結果になることはなかった。鴨川との死闘に全てを出し尽くした私は、続く受験初日数学でウソのようにボロ負けした――

 まあウソのようにってコトはないんですけどね。模試で2点(200点満点)だった数学が5点に変わっただけの話です。ちなみに数学が満点だった場合、ギリギリ合格でした。要は他の科目もボロ負けなのだ。仕方ないよね。高3で偏差値40台ですもん。勝てませんよ、そんなん。

 そして浪人という冬の時代に突入するのだが、それはまた別の話。

 なんで急にこんなことを思い出したかと言うと、2017年の年末(12月31日正午ごろ)もまた鴨川に凱旋帰国して水切りをしていたからであります。楽しかったが、当時その後私の身に起こったことを考えるとなかなかどうして不安な2018年である。

 本年もどうぞよろしくお願い致します。

(こういう雑記事を書くときに写真が無いと不便なので、カメラでも買おうかなと思っています)

 参考:水切り - Wikipedia

【京都】鴨川をのんびりお散歩♪おすすめカフェと雑貨屋さん | キナリノ



 

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