青海老まんが日記(漫画の感想文垂れ流し)

主に完結漫画の感想文。たまに自転車乗ります


主に完結した漫画の感想を書く。多分漫画の感想にかこつけたぶちまけになっていると思う。

基本的に漫画を読んで「xx 感想」と調べるタイプの人を読者として想定している。要は読んだ人向け。

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彼女のひとりぐらし 感想:俺達ヲタクの理想の女


 漫画も人もいい所だけを見つめよう

 

彼女のひとりぐらし (1) (バーズコミックス デラックス)

彼女のひとりぐらし (1) (バーズコミックス デラックス)

 

 

  私の記憶が正しければ、こういう「爛れた」女子を我々ヲタクがエンタメとして消費し出し、その集大成となったのは「らき☆すた」ではなかっただろうか。「が近年では最初だったのではないか。「女子高生 Girl's-High」なんかでその萌芽は見えつつあったが、ヲタク女子の消費というブームに火が付いたのは、やはり「らき☆すた」だったと思う。

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女子高生。クラスの男子で回し読みしたのが記憶に懐かしい

 もっとも、「らき☆すた」はヲタク女子として尖りすぎており、あんなに都合の良い我々クソなヲタクが理想とする、背が小さくてアニメやゲームに理解があって、かつ男にも靡かなそうな美少女(しかしヲタクの彼女にはなるはず、と我々は信じている)という女はいくらなんでも現実的ではない。それに気が付いたのは、「らき☆すた」のブームがひとつ落ち着いたころで、そんなころ我々は現実の恋愛を処理する必要に迫られるお年頃になっているのである。いや、当時もそうだったかもしれないけれど。時間は誰にも平等に進むのだ。

 ……こなたとか、いると思ってたんだけどなあ。

 

 

俺達ヲタクの理想の女

概要

  1. 著者(私の主観と記憶に準拠)

    玉置勉強。もともと成年向けな人

  2. あらすじ(これも私の主観と記憶に準拠)
     独身自堕落美人フリーイラストレーターの日常!
     いつもの通り、気になる方はWiki(https://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%BD%BC%E5%A5%B3%E3%81%AE%E3%81%B2%E3%81%A8%E3%82%8A%E3%81%90%E3%82%89%E3%81%97)でも見といてください。

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    (1巻表紙。いいよねー、こういうラフな女性)
  3. 概要(巻数、掲載誌・時期)

     全3巻。コミックバーズで2009~2012年頃連載。続編アリ。

感想

  1. 出会い

    xx

  2. 何故素晴らしいか

     「らき☆すた」の話ばかりしていても始まらないので、「彼女のひとりぐらし」の感想を当然ここでは語らなくてはならない。
     俺達は艱難辛苦を乗り越え、調子が良い時は現実と虚構の区別がようやくつくようになってきたのだが、そんな中で未だに自分に都合の良い女を求めていた。
     無論、それはメーテルのような聖母ではなく(ここでは鉄郎が見たかったメーテルとする)、等身大の、ヲタクと目線があっていて、かといってヲタ活にのめり込んでいないような、具体的にはアニメイトとかで暗い顔しながらグッズをさがしている、俺達と同類ではない種類の女である。

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    「あなたの少年の日の心の中にいた青春の幻影」って自分でも言われていますし

     そうした中でこの作品! 主人公の輿水理香がたまらない!

     自堕落! 性欲! ヲタクに理解ありそう! しかもかわいい! と走攻守三拍子そろった素晴らしく、我々大人になりつつあるヲタクの心をつかんでやまない女性。輿水って名前も、ヲタクの心をくすぐるんですよね。俺達は「柊」とか「涼宮」とか、ちょっとありそうでなかった苗字にあこがれているんですよ。そういうところも、この女性の魅力とはちょっと違うかもしれないが、俺達の琴線にジャスト・ミートなわけだ。理香っていうのも、現実感があって、よい。パワプロを思い出すね。

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     とにかく全三巻。全編にわたってこの女のだらしなさが徹底的に描写されているのが心地よい。全てを読み終わったころには、「嗚呼、こういふ女性とお付き合いしたい……ブフォ」となっていること請け合い。まあ俺は一巻の真ん中あたりでそうなったんですけれど。

     ここまで高得点を挙げられる理由を、外見と内面に分けて考えてみたい(考察、というほどしっかりしたものではないので)。

     まず外見。金髪(ちょっとピンク入ってる)、ある程度やせ型、服装は余所行きはセンス多分良く(人を魅せられる程度には意識している)、そして部屋着はダラしない。もはや裸族。
     この金髪というのが肝でしてね、俺は昔から「苺ましまろ」の伸姉に憧れてタバコを吸い始めたくらい金髪のお姉さんが好きで、なんなら未だに彼女をお姉さんだと思っているクチなんだけど、多分世の中のオタクの95%はヤンキーではない金髪が好きなんじゃなかろうか。自己主張があって、個性的で、自分をリードしてくれそうな気配がぷんぷんとただようじゃろ?

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    このだらしがない金髪がいいのよ

     また劇中では残念美人と評されている。これが結構重要で、俺達は自分の顔面やそういったところの偏差値を棚に上げて、世間評価みたいなのを重んじる傾向にある。自分がどう思うかどうか、ではなく世間的に見て美人かどうかを気にするのだ。

     これが二次元の女性なら話は違う。二次元なら二次元の審美眼が定まっており、アイマスでは秋月涼が、おジャ魔女ではおんぷちゃんが……という風に、数ある顔の中から自分が好きな顔を選ぶことが秒で出来る。ちなみに、プリキュアでは初代の茶髪の子がやっぱり好きです。

     ところが翻って三次元。全く分からんのです。二人並べれば「うーん、こっちの方がいいかも……」と鬼失礼な評価は出来るのだが、複数人ならんだらさあ大変。よほど上か下にブレていなければ判断が出来ないのだ。例外的に「顔が良くなくてはならない」という主張を三次元にも繰り広げる剛の者もいるが、それは「二次元的な整い方」をしている美人を探しているだけで、慈悲は無い。

     さて、内面の話をしようか。外見は正直一巻の半分くらいで分かる。残り2.5巻きかけて、いかに彼女がだらしなく、しかし自立しているかを諸々のエピソードで語ってくれるのだが、まあそれは読んだ人にはわかるでしょう。読んでない方にお伝えすると、仰向けでビールを飲んだり、マッサージ屋で喘いだり、こたつむりになったり、そういうだらしがない日常のスナップショットを我々に提示してくれるのだ。一方で、イラストレーターとしてそれなりに自活出来ている、という描写も随所にみられるのもオタク的には高得点だ。オタクは自分を持っている自由業の女性が好きだから……

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    上記の代表選手。カメンドーのお姉ちゃん

     ま、とにもかくにも三巻読み終わるころには彼女のファンになっているはずだ。話の起伏は特段ないので、彼女のPV的なものとして物語を楽しみたい。
     

  3. その他雑感

    ãä¼è¤ä¼¸æµãé髪ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

    伸姉は昔は金髪だったんだよ! 信じてくれよ! 黒髪の伸姉も好きなんだけれどね
     

まとめ

  • ヲタクは「らき☆すた」を卒業した
  • 外見内面共に絶妙にヲタクの心を捉えてやまない
  • 全編輿水氏のPV

 

 さて、問題はどこに行けばこんな女に会えるのか、いや、そもそもこんな女が実在するのか、もしかすると青年の心の中にいた青春の幻影なのでは……

  関連する過去記事はこっち(↓)。

blueshrimp.hatenadiary.jp

 

 

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青海老

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