青海老まんが日記(漫画の感想文垂れ流し)

主に完結漫画の感想を語ります。たまにただ語ります


 主に完結した漫画の感想を書く。多分漫画の感想にかこつけたぶちまけになっていると思う。基本的に漫画を読んで「xx 感想」と調べるタイプの人を読者として想定している。要は読んだ人向け。

 タバタ式から辿ってきた方は、恐れ入りますがグローバルナビゲーションのロードバイクの部分から飛んでください。最近練習サボリ気味

【第二十三回】軽井沢シンドローム~ああ憧れの軽シンよ~


 漫画も人もいい所だけを見つめよう

 

軽井沢シンドローム 1 (ビッグコミックス)

軽井沢シンドローム 1 (ビッグコミックス)

 

 
 うひひひひ。恰好いいのよ、これが。青春のバイブルですわ。イニDとかとはちょいと別軸の青春よん。最近の若い人はわからんかもですがね!

 

 

ああ憧れの軽シンよ

概要

  1. 著者(私の主観と記憶に準拠)

     たがみよしひさ。短編から長編、青春群像劇から時代劇はたまたSFまで何でもござれ……だ!

  2. あらすじ(これも私の主観と記憶に準拠)
     80年代くらいに若い人たちが中くらいのコミュニティでくんずほぐれつ青春群像劇。エロエロあり思春期ありの若者の葛藤とかその辺をま~あキレイに書いてありますよ。
     いつもの通り、気になる方はWiki(軽井沢シンドローム - Wikipedia )でも見といてください。

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    (多分文庫版表紙。個人的は古い方が「青春っ!」って感じがして好みである)

  3. 概要(巻数、掲載誌・時期)

     全9巻。ビッグコミックスピリッツで1981~1985年頃連載。
     

感想

  1. 出会い

     親父の影響か名前だけは知っていた。当然周りに読んでいる人間は皆無(2000年代の中学校高校)だったので、じゃあ俺が読むと鼻息荒く。

  2. 何故素晴らしいか

     羨ましい! と思ったし、高校生というか大人はこんなことをして生きてるのか!? マジで!? という気持がはてなのブーメランでしたね。ぷーりきゅあ、ぷーり……

     くだらない小ネタは置いておいて、やっぱり都会の純情な高校生にとって衝撃的過ぎる内容なわけですよ。穴兄弟多すぎるし、貞操観念完全におかしい(当時の私の感覚では。今ではそういう方々が一定数存在するのは知っているし、周りにもいる)と思っていたわけだ。我が良き狼とごっちゃになっているかもしれない。

     でもおかしいからと言って、否定するつもりはちゃんちゃらなかった。ハッキリ言って、現実と漫画の区別は今でもはっきりできていない(調子がいいときは、区別できることもあるが、大抵は拒否したいと思っている)ので、まあありっちゃありだな、と。頑張ればもしかするとこうなれるかもしれない、と思っていた。なんなら頑張らなくても大学生とかになればそうなるんでは? とさえ思っていた。

     そして私は愚かだった。周りに全く女性がいないというワケでもなく、また親友候補(劇中のくるくるヘアーの純生に相当)もいなかったワケでもない。ただ、そういった方向に舵が切れなかったのだ。

     なりたいと思うだけで達成できることなんかほとんどない。特に、それが現状からかけ離れていればかけ離れているほど全くそういうことは起こらない。それは最近分かった。

     何が言いたいかっていうと、努力するだけでは全くだめで、ちゃんと完成形を描いて努力しなければ全くそこに到達する気配すら感じないまま一生を終えることになるということだ。

     少し別の話になる。

     分かり易くたとえ話をしよう。ある地方の高校が甲子園に行きたいとする。だから頑張って練習する。これでは全然ダメなのである。

     まず、自分やチームの状況を、現状の目標と照らし合わさなければいけない。大阪桐蔭位選手層が厚ければ、特に目的設定がなくてもそこそこは勝てるかもしれない。多分甲子園には出られるだろう。

     でも、それは甲子園に出られる可能性が高くて、何回か賭け金(あるいは、時間、回数)を投じたから達成しただけに他ならない。偶然の産物なのである。

     だから大阪桐蔭の彼らは、多分どうやったら勝てるのか、どうやったら甲子園で優勝できるのか、ということから逆算して毎日を過ごしている、ハズである。だから強いのだろう。

     一方、地方の甲子園出たいです、と言っている高校。たしかに百年に一度くらいは甲子園に出られるかもしれない。野球は確率のスポーツだから。でも、そういうんじゃアレなのは分かっているだろう。

     要は、なりたい姿から逆算しないと、たまたまで成功するかもしれないが、確率は極めて低くなるのだ。打てなくて負けているなら、打撃練習をする。投手陣が弱いなら、片っ端からいろんな選手に投手を試させる。それでもだめなら横から下から投げさせる。そういった目標に対する努力が必要なのだ。東筑高校がそれが上手かったな。

     完全に話が逸れましたね。別に野球の話がしたい訳ではなかったのだが……

     

     で、軽井沢シンドロームは僕にとってあこがれの存在でありながら、なんとなくそうなればいいなと思っているだけで、近づく努力を全くしなかった世界だったんですよ。もしかしたら届くかもしれなかった。でも、そういう努力を全くしなかった。憧れを憧れのままほったらかしてしまった……。

     ありそうな青春群像劇であるがゆえに、近づけない。もしかしたらウルトラマンとかスーパー戦隊より今では遠い世界になってしまっているのかもしれない。

     そういう世界が確実に存在すると信じて、それに向かって具体的にアクションを起こさないと決して近づけない。人生訓としては、そういうインプットをこの漫画からもらった。

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    (ギャグパートとシリアスみなシーンとただれた肉体関係が垣間見れるシーン。羨ましいなァ)

     あとは、ま、超恰好いいな、というところですね。漫画全体の構成としても。コメディタッチの部分はどうみても存在するけど、シリアス調。シメるとこはシメる。このバランスがめちゃめちゃ上手い。二頭身で突如ギャグパートが入るのは、今では珍しいことではないのかもしれないけど、あそこまで徹底して手法として使ってるのは他にないんじゃないかな。

     

  3. その他雑感

     とにかく、何かに向かって努力しなきゃ、なんにもならんですよ、ということです。

     僕は確かに努力してきていろんなものを手に入れたかもしれない。人から羨ましがられることも凄いと思われることも多いかもしれないが、その多くが僕が手に入れたかった未来とは随分かけ離れていることに気づく今日この頃です。

     

まとめ

  • とにかく格好いい。こうなりたかった
  • 二頭身ギャグは斬新だったなァ
  • あこがれても目指さなきゃ獲得できんぜよ

 

 なんかシリアスになっちゃったな……次回はライトに行きます!
 
 じゃあのノシ

 

青海老

 

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