青海老まんが日記

漫画の感想と思い出。雑記とロードバイクも。


 社外ニートがおぼろげな記憶で、基本的に読んだ人向けに完結漫画の感想と思い出を書きます。

 サイトマップから選べば、読んだことがある作品を見つけられるかもしれないです。

 タバタ式から辿ってきた方は、恐れ入りますがグローバルナビゲーションのロードバイクの部分から飛んでください

【第九十回】めぞん一刻~四谷さんになりたかった~


 漫画も人もいい所だけを見つめよう

 

 

 

 私こと五代裕作は、響子さんが好きであります!、、、いいよなあ、裕作。でも四谷さんになりたかったんです。本当は。  

 

四谷さんになりたかった

概要

  1. 著者(私の主観と記憶に準拠)

     高橋留美子。説明不要の女帝。うる星やつら、らんま1/2、いぬやしゃ(なぜか変換(ry、めぞん一刻、境界のRINNE等々無限にスマッシュヒットを連発。島本和彦の敵。

  2. あらすじ(これも私の主観と記憶に準拠)

     浪人生五代裕作は下宿先の未亡人音無響子に一目惚れ。良い男であり良い兄貴分でもある三鷹との争奪戦やその他サブヒロインとのすったもんだを経て無事ゴールイン。
     いつもの通り、気になる方はWikiめぞん一刻 - Wikipedia)でも見といてください。

    f:id:Blueshrimp:20171217190815p:plain
    (新装版一巻表紙。ファンがこういう表紙を求めているかというと若干微妙ではある)

  3. 概要(巻数、掲載誌・時期)

     全15巻くらい。ビッグコミックスピリッツで1980年~1987年頃連載。
     

感想

  1. 出会い

     高校のときに、近所に三色の大型古本屋が出来たんですよ。その開店セールのときに、文庫版で全巻揃ってたわけですね。籠に大荷物持ってフラフラするのも難儀だなァと思ったので、帰りがけに買おうと思っていたんですよ。そうして帰りがけ! 無い! 俺のめぞん一刻が無いぞ! 、、、というワケで、高校時代には読めず。
     その後音無さんのいない浪人時代を過ごして、大学生になり、ぱらぱらと一巻ずつ買ったとさ。
     高校時代に読んでたら、田舎から出てきて下宿しながら浪人していたはずであある。もっとも、それで受験に成功するとも思えんが。

  2. 何故素晴らしいか

     本筋の素晴らしさについては説明不要だろう。だれがどう見ても相思相愛なのにラブコメ体質がそれを邪魔してかつ、良い男風のライバルが隙を突いてくる。現実的な就職やその他問題も発生し、なおかつ元旦那への義理だてとかいうややこし~くもせつない話題がついて回る。しかも勃たない(めちゃめちゃ分かる)。中学生や高校生が読むと、ちょっとアダルトな恋愛に思えるね。コメディ風だけど、一歩ずつ進む。それを我々がかたづを飲んで見守る。それでいいじゃない!

    f:id:Blueshrimp:20171105225734p:plain

    (典型的宴会シーン。これでは浪人も已むをえまい)

     で、四谷さんの話ですね。そうです。私たちは五代裕作にはなれないんです。分かってたけど。現実には響子さんもいないし明美さんも八神さんもいないワケ。

     私なんかひどいもんですよ。浪人しても孤独で貫いていた(別の漫画の解説時に供述します)し、下宿しても横の住人とは1 mmも交流が無いし、教育実習は当然母校なので同性しかいないしで、、、

     つまり、どちらかというと五代くん的環境が整っていたにも関わらず五代君になれない。じゃあどうするか。三鷹にもなれない。かといって一之瀬さんの旦那にもなりたくない、、、。

     ということで、我々ヲタクは四谷さんに憧れたのです(同意してくれ! 頼む!)!

     神出鬼没で何考えてるか分からない、主人公をいじり倒せるポジションにいながら、自分は一切被害を受けない。いてもいなくても物語は変わらない。でも存在するだけで、あるいは自分が思うように行動するだけでコメディリリーフとして現場を支えられる。つまり、責任が無いのにもかかわらず物語を最前列で見れて、なおかつ一見話に絡んでいるように見える。最高じゃないですか。仕事にしたい。

     ただ四谷さんを徹底するのは茨の道である。確かに彼は劇中では楽しそうだ。でも、誰にも本音を漏らさず、驚かず、感動も見せず、本心も見せない。常にひょうひょうとしていることが求められる。だって四谷さんだから。その重みに我々は耐えられるだろうか、、、

     さらに問題は響子さんに好きだと言えない点ですが、そこはなに、私は四谷さんだもの。そんな欲求を叶えなくても毎日楽しく暮らしていけるはずです、、、
      

  3. その他雑感

     実はこの漫画、好きすぎて実家用と下宿用に二セット買いこみました。
     個人的な考察としては、村上春樹との相違を挙げたい。めぞん一刻は、北海道に傷心旅行に行ってもセックスしないが、村上春樹はセックスする。この違いは大きいのか? 読者層がかぶっているとも思えないが、どちらも多数支持を受けているので結局の問題点はそこではないのかもしれないね。つまり、実際にセックスするかどうかっていうのは大した問題じゃないってことよ。

     

まとめ

  • 文句無し純愛の金字塔
  • でも我々はそこに入り込むことはできない
  • だから茨の道と分かっていても四谷さんになりたかった、、、

 

 なりたかった、、、でも成れない。五代君になるという夢というか空想、思いが捨てきれない。でも人間は意図せずに何者かになっている。そういった中で四谷さんになれれば、ベストとは言わないがベターな選択肢じゃないだろうか、、、

 ちなみにパチンコは私は全然ダメでした。2パチだったので傷が浅くてすんだ
 
 じゃあのノシ

 

青海老

 異論/反論や取り上げて欲しい漫画があればコメントくだされば幸いです