青海老まんが日記(漫画の感想文垂れ流し)

主に完結漫画の感想文。たまに自転車乗ります


主に完結した漫画の感想を書く。多分漫画の感想にかこつけたぶちまけになっていると思う。

基本的に漫画を読んで「xx 感想」と調べるタイプの人を読者として想定している。要は読んだ人向け。

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謎の彼女X 感想:色眼鏡を通して読め!


 漫画も人もいい所だけを見つめよう

 

謎の彼女X(1) (アフタヌーンコミックス)

謎の彼女X(1) (アフタヌーンコミックス)

 

 
 思春期絶好調! な作品です。

 例えばね、ワンピースとかの世界は、我々は絶対経験できないじゃないですか。だから「ルフィはんぱね~」(感想浅っ! 例えばですよ、例えば)みたいな感想を、読んだ人皆で共通に抱いても全然違和感がないんです。それはそれで我々の共通意識というか社会的生物としての本能を惹起するので素晴らしいです、と。

 ところがね、この謎の彼女Xというのはね、見る人見る時代見る場所によって全然感想が変わってくるんですよ、そしてそれが気持ち良いことこの上ないってことをお伝えしたいところでございまする。

 

 

色眼鏡を通して読め!

概要

  1. 著者(私の主観と記憶に準拠)

     植芝理一。アフタヌーンの大御所。ベテランである。ディスコミュとか、夢使いとか。書き込みがハンパない。

  2. あらすじ(これも私の主観と記憶に準拠)
     フツーの男子高校生椿クンと、不思議ちゃんの卜部ちゃんがキャッキャしながら思春期を突き進む作品。キャッキャしてるというと卜部にパンツ・ハサミされそうではあるが、個人的にはキャッキャしているように見える。
     いつもの通り、気になる方はWiki(謎の彼女X - Wikipedia)でも見といてください。

     

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    最終巻表紙。この笑顔は当時衝撃でしたよ
  3. 概要(巻数、掲載誌・時期)

     全12巻。アフタヌーンで2006~2014年頃連載。

感想

  1. 出会い

     私が中学生(高校か?)のころ! オレンジレンジやらブリーチやらが流行っていたはずですが、そんな流れに逆らって生きていました。特に意味はありません。そんな中でふと手に取った(ジャケ買い)この作品、「こんな恋愛したいな~」と思ってぼちぼち読んでいた記憶があります。それからおよそ10年、完結したらしいという話を聞いて残りの半分くらいをガサっと購入しました。読みました。「あ~」ってなった。

  2. 何故素晴らしいか

     ということで、人生の2地点で謎の彼女Xを読んでしまったワケですね。

     まず中学生当時の記憶を掘り起こすと、「な、なんてハレンチなんだな……」とか思って読んでいた、と思います。山下画伯みたいな感想ですが、だって涎舐めるって……。高校生スゲー、みたいな。

     ここで注目すべきなのは、完全に耳をすませばを見るときと同じ見方をしているワケですね。雫ちゃんかわいい、と。卜部かわいいと。付き合うならこういう娘も悪くない(なんて上から目線なんだ!)と思って読んでいるワケですね。多分女子小学生がちゃおとかなかよしを消化するときの精神構造と同じわけです。『だぁ!だぁ!だぁ!を読んで「あんな王子様欲しい~」と思うのと相似です。大丈夫? 伝わってる???

    耳をすませば (集英社文庫―コミック版)

     君は知っているかコミック版耳をすませば

     要は恋愛経験がほぼ皆無なので、憧れという視点で突っ走ってしまうんですね。愚者なので自分の体験に準拠してしか物事を捉えられないかつ、今までの植芝作品とは違ってはんぱではない現実感があるので、なおさら体験経験ベースで見てしまうんです。そして、それが超気持ちよいんです。

     卜部のよだれを舐めるのはもちろんのころ、背徳的な同級生との密会や、クラスメイトにひた隠しにするスリリングさ。家族との距離感や自分にしか見せない卜部の表情、同級生の恋愛事情と比較してしまうドキドキ感……最高の青春じゃありませんか!

     ……以上、中学生の私の意見でした。こっからは少しすさんだ大人の意見です。

     社会人になってからもう一度謎の彼女Xを読む。するとどうなるかというと、「にやにやする。(・∀・)ニヤニヤ」が基本動作になるんですね。じゃあ何にニヤニヤするって椿クン(男側)になんですよ。

     これは読んでいて自分でも少しびっくりしましたね。彼と同じ土俵にはもう立てなかったんです。自分ならどうするか、どうしたいかではなく、「さあ彼はどういう気持ちになるのか。お手並み拝見⇒あ~そうなるのね。ウヒヒヒヒ」とうい感覚なんですよ。神の視点で楽しんでしまっているワケです。

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     こういうサービスシーン一つとっても、見方によって感動が変わってくる。下世話にいうと、俺もストライクゾーン変わったな、と

     何故なのだろうか。理由は分からない。現実にもまれるうちにスれていしまったのか、はたまた漫画を読み過ぎたせいでちょっとやそっとじゃ驚かなくなったのか。理由は分かりませんが、正しいのはただ一つ、

     神の視点もまあまあええやん!

     ちうことですわ。
     

  3. その他雑感

     結局ね、いつ読んでも楽しいんですよ。でね、色眼鏡(つまり、自分の体験や経験)を通して読むことを恐れないんで欲しいんですよ。フラットになんか読まなくていいんです。自分はああだったな、こうしたいな、椿はこうするのか(・∀・)ニヤニヤでいいんです。これ大事。

まとめ

  • 中学生は卜部萌え
  • 大人は(・∀・)ニヤニヤ
  • 現実感があるから、それでいいんです

 植芝センセ感が夢使いから大分落ちているので、読みやすくはなっています。現実感があるというやつです。趣味に走るのも嫌いじゃないんですけどね、メッセージが全く違うと言うことでどうか一つ。

 途中で出てきたのはコレ。

blueshrimp.hatenadiary.jp

 
 高校生の恋愛はコレ。大分毛色違うけど。

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 じゃあのノシ

 

青海老

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