青海老まんが日記(漫画の感想文垂れ流し)

主に完結漫画の感想を語ります。たまにただ語ります


 主に完結した漫画の感想を書く。多分漫画の感想にかこつけたぶちまけになっていると思う。基本的に漫画を読んで「xx 感想」と調べるタイプの人を読者として想定している。要は読んだ人向け。

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熱意の見せ方とライター像~パラレル親方イベント~


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 イベントに出た。どういったイベントなのかは上のリンク先とか下に示す概要を見れば分かると思う。

 端的には、熱意とは何であって、どう示すのかを突き詰められた気がした。大仰かもしれないが、そんなダメージだ。
 加えて「ライターとは」という像が少し見えた気もした。

 課題と学びが発生した。ということは、少なくとも自分にとって良い機会だったと言える。早上がりして行ってよかった。


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(リンク先のパラレル親方概念図)

 

熱意ってなんじゃらホイ

概要

  1. イベント概要

     名だたるWEBコンテンツの編集長クラスの方(親方)と有象無象(書類選考を突破した弟子候補)のマッチングの機会。

     イベントの目的は、親方が適切な弟子を見つけ(あるいは、弟子が親方を見つけ)徒弟制度を構築できる状況にすること。

     背景には、WEBライターの需要は過多であるが一部の人気ライターに需要が集中している状態が業界全体にあることと、更に人材育成の仕組みが整っていないこと(一対大多数のイベントが多く、教育するという状況ではない)がある。
     そういったこの業界の状況が改善する見込みがないという現状を鑑み、ライターの柿次郎氏(大親方)が改革の第一歩として立ち上げたマッチング企画だ。

  2. 私のゴール
     個人的に、何をやるにもゴールを設定する。ブログを書くのも、誰かと会うのも、合コンに行くのも何かしらのゴール(目的)を設定して臨むべきだと考えている。

     そういう意味で、今回の私のゴールは「親方(師匠)をみつけ、弟子入りする」ということと、「ライターってのはどんなもんじゃいという疑問を解消」することである。この二点。

     あわよくば、参加者と仲良くなれればな、というところもある。まあそういうのはオマケ。

感想

  1. 個人的な感想

    まずゴールを達成できたかどうかで評価すると、「結構ダメかもしれない」と「なんとなく分かったかもしれない」の二つ。

    ・結構ダメかもしれないについて(「何を賭けますか」)

     表題の「熱意ってなんじゃらホイ」に繋がる。結構人生勝負賭けるつもりで臨んだのだが、じゃあ具体的に何を賭けますかというところで、定量的にベット出来るものがない熱意はベットするつもりはあるのだが、それを言語化出来ていないということに気づかされた。

     「何をベット出来るか」ということは長谷川リョー氏が特に言われていた言葉だ。多分今回のイベントで一番心に残った言葉であるし、今後も使っていこうと思う。個人的に解釈すると、「何をベット出来るか」と「何をベット出来るかを示せるか」という二つの問題を含有する言葉に思える。

     「何をベット出来るか」ということについて。私個人はフルワイムワーカーであるので、明確に「24時間ベット出来ます」とは到底言えない(弟子の方がそういうスタンスの方だった)。これは分かっていたことだが、定量的にベット出来るものを示せる、というのはこういうイベントで結構なアドバンテージになる。周囲を見渡すと若い学生が多く、イベントに参加して改めて明確にそう感じた。

     長谷川リョー氏に限ったことではない。柿次郎氏も友光だんご氏という弟子を指して「素晴らしい弟子」と言ったのは「何かをベット出来る人間である」という人材を求めていたと私は解釈した(言語化するのを(何故か?)避けていたような気がする)。他の親方も多かれ少なかれそういう印象だ。

     全リソースを投入してフルコミット出来ないことは初めから分かっていた。だから別の方法で熱意を示せれば、という思いでイベントに参加したのだ。その上での結論が「ダメかもしれない」という表題なのである。何故か。

     やはり上手く熱意を伝えられなかった、ということに尽きる。特に親方衆と弟子の方の話を聞いた後、まるで伝えられる気がしなくなった。

     あると思っていた熱意が実は無かった、ということではない。熱意に具体感が無く、それ故に言語化が全くできなかったからだ。

     はっきり言って、熱意だけで勝負しようとしていた準備不足が露呈したということに他ならない。
     それもそうだ、という話である。熱意なんぞ皆内には秘めたものがあるというのは大前提で、それを如何にアウトプット出来るか、というところに勝負がかかっていたのだ。

     全リソースを投入してフルコミット出来ます、という宣言が出来ないという状態を甘く見ていた。定性的に評価できない熱意を伝えることの難しさよ。「週末はバッチリ可動割けます。やる気あります」では良い悪いではなく、差別化が出来ないのだ


    ・なんとなく分かったかもしれないについて(ライターとは)

     その一方で、ライターとは何なのかということが少し分かった。正確には、何が求めれられているか、だ。

     通り一遍の作業や物書きができる人材ということではなく、どれだけ面白い眼鏡を持っているかという人材が求められている。そしてその前提として、素直に愚直にインプットを受ける気概(素質)があると感じた。要は、「この人に書いてほしい」と思われるようなライターであるべきだし、そういう人を今回は育てるシステム作りということでの企画だった。そして、育ちやすい方がいいというのは弟子として当然求められる資質である。それが親方衆が言っていた素直さなんかに繋がるのだろう。柿次郎氏が言っていた「シモダさんに呼ばれたら直ぐ行った。そのために引っ越した」というエピソードはその拡大解釈ではない気もする。

     こういうことが肌感レベルで分かったというのは、個人的に大きな収穫だ。

  2. イベントとして捉えた時の感想

     まずこういうイベントが存在するだけで百点だ。そこは揺るぎない。業界の問題を捉えて、それの解決策を即座に実行した。その時点で百点なのだ。

     そういう前提の上で、マッチングの手段としてどうか、というのは分からない。一時間程度で「この人はどうだった」と四十人を判断するのはあまりに難しいのではなかろうか。いや、実際難しかったと思う。事後課題があるのはそれを解消するためか。

     一度目だから規模感の予想がつかない、ということもあるかもしれない。しかし参加者が四十人程度なら、5~6人程度のグループに分けて二時間程度膝を突き合わせて食事会、という方法でも良かったのではないだろうか。せっかく複数の親方(と一番弟子)がいるわけなので。
     親方と弟子、という関係性を構築するならそれくらいのリソースの投下はしてもよかったのかもしれないと感じた。

     一方で、限られた時間の中でアピールが出来る、そのくらい光った(あるいは尖った)人材が求められていたのなら、この体制で正しかったのかもしれない(しかし親方も「一時間程度では全然分からないかもしれない」ということを言っていたことを思うと、あながち外している考え方ではないのではなかろうか)
     

まとめ

  • 熱意を示すのは難しい
  • 求めているのは「良い感じの視点」と「素直さ」
  • 正しくマッチングが成立したのかは疑問

 

 参加した全員が何か得るものがあったかどうかは私には分からない。個人的には、極めて収穫の多かったイベントであった。どういった形かは分からないが、何かしらの指針にはなる。イベントの中で、自分が何にも(親方衆にも、弟子候補にも)貢献できなかったのがもどかしい。

 ありがとうございました。
  

青海老

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