青海老まんが日記(漫画の感想文垂れ流し)

主に完結漫画の感想文。たまに自転車乗ります


主に完結した漫画の感想を書く。多分漫画の感想にかこつけたぶちまけになっていると思う。

基本的に漫画を読んで「xx 感想」と調べるタイプの人を読者として想定している。要は読んだ人向け。

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魁!!男塾 感想:いいギャグは何回やってもよい


 漫画も人もいい所だけを見つめよう

 

魁!!男塾 第1巻

魁!!男塾 第1巻

 

 
 うむ。まごうことなき純粋無垢で汚れなきギャグ漫画だ。

 正直なところ、読む前は敬遠していたワケですよ。なぜかというと、もうインターネットの私達には手垢のついた漫画であったし、「今更……」という感情が読む邪魔になったんですな。今更ジャンプ黄金期を振り返っても……というところです。

 しかも、「どうせ冨樫と松尾が死んで復活する漫画だろ」としか思っていなかった(これは多分「男塾芸人」とかのせい)ので、期待値も低かったわけです。熱血風ギャグ漫画は島本センセが大成されたという思いが強く、まあそのアレなバージョンをわざわざ読む必要はないか、とも思っていたワケです。

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これは松尾と田沢。よく死ぬ


 ところがどっこい開けてびっくり玉手箱。確かに熱血風ギャグ漫画ではあったが、友情・努力・勝利というでっかい御旗の下に展開されるギャグはとにかくしつこく、そしてそのしつこさそのものがギャグになり見たことのない笑を展開してくれるではないか!  

 

 

いいギャグは何回やってもよい

概要

  1. 著者(私の主観と記憶に準拠)

     宮下あきら。正直男塾しか知らない。あとは『天より高く』とかか。熱血ギャグの人、という認識でよいのではなかろうか。

  2. あらすじ(これも私の主観と記憶に準拠)
     80年代にしても時代錯誤な旧陸軍風バンカラ高校がトンデモ理論で戦い散っていく漫画。でも復活する。北斗の拳のギャグと笑いのバランスをひっくり返したみたいな……違うな。北斗の拳ギャグないしな。こうなんというか、「本宮ひろし:宮下あきら=池上遼一:野中英次」という方程式でOKだと思う。多分。
     いつもの通り、気になる方はWiki(魁!!男塾 - Wikipedia)でも見といてください。流石2,600万部の充実っぷりである。

     

    僕!! 男塾(1) (ニチブンコミックス)
     なぜか宮川サトシとコラボしている新作。何故?

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     雷電と桃のツーショット。桃恰好いいわ~

  3. 概要(巻数、掲載誌・時期)

     全34巻。ジャンプで1985~1991年頃連載。

感想

  1. 出会い

     ご多分に漏れず「存在は知ってたけど食指が動かないよね」パターン。ジャンプ黄金期の作品ってこの手の感覚を受けるものが多いと思うんですよ。『ダイ大』(ダイの大冒険。略し方合ってる?)とか、

  2. 何故素晴らしいか

     まずね、基本は「熱血」なのよ。熱血ギャグではなくて。ここケッコー大事なのね。

     テニプリが面白いのって、一応テニスを真面目にやっているからであって、最初から相手を粉砕するスポーツだったらそこまでウケなかったと思うのね。だから個人的には『燃えるV』よりもテニプリの方が、ある意味最終的にはギャグとしての完成度が高いように思えるワケよ。

    燃えるV(1) (少年サンデーコミックス) 
     元祖相手ノックアウト系テニス漫画

     で、翻って男塾。まず根底に学校とかメンツを守る、そのために戦うという理由があるワケよ。ギャグのためにギャグやってるワケじゃなくて、戦う途中でギャグになる。それがイイ感じなのよ。ギャップ萌えに近いかもしれない。

     そういう下地があって、じゃあどんなギャグがでてくるんだ、オイという話になりやすね。そこで出てくるギャグは大別2パターンだと思っています(他にもたくさんあるけれど、今回は割愛)。

    ・知っているのか雷電
    ・富樫(松尾、田沢)が死ぬ

     あ~ごめんごめんちょっと暴論かもしれない、というか多分に暴論です。「ワシが男塾塾長……」とか抜けてるもんね。まあ今回はカンベンしてください。

    ãç¥ã£ã¦ããã®ãé·é»ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

     雷電はなんでも知っている

     まず雷電。知らない人のために一応解説しておくと、「物語の進行に必要な解説キャラ。ほぼ全知全能」という存在自体がギャグみたいなキャラクター。ちなみに雷電がいないときは他のキャラが解説してくれる。キン肉マンにもこんな奴いたような気がする。

     一回二回の解説なら「ほーん。そういうもんか」でスルーされるのもやむを得ないところだが、五回六回と重ねていくうちに「コイツはなんなんだ」感が強くなり、そして最後には「おお、また雷電か。ワロス」と昇華していくワケだ。たまらんね。

     そして彼に欠かせないのが「民明書房」である。一番有名なのはコレか。
    ããããããµãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

     ゴルフの創始者。呉竜府

     もう120%嘘っぱちなんですよ。全部ウソ。こういうウソ、いいよね~。嘘を嘘と見抜けない……ry)

     みんなもっとウソというかこういうギャグに寛容になって欲しいところよ。いいんだよそれはそれで。何を目くじら立てているんだ。

     いや、民章書房に目くじら立ててる人はいないと思う。メジャーのジャイロボールも多分大丈夫だ。ブラックジャックの嘘医療も大丈夫だろう。でもグルメ漫画にはケチをつける。そういう品のないオタクは嫌いだよ!!!

    ãã¸ã£ã¤ã­ãã¼ã«ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ

     そういう嘘はOKだ!!!

     もう富樫の話はいいか。ざっくり言うと、メインキャラが死ぬという悲しい出来事も何事もなかったかのように復活⇒また死ぬを繰り返すといつのまにかわらけてくる、ということです。継続は力なりですね。 

  3. その他雑感

     ちなみにアニメ版の歌担当の一世風靡セピアが極めて格好いいので皆さん映像を見てほしい。ライブ版とかだと黄色い声援が信じがたいくらい飛び交っている。ギバ!!!

    ãä¸ä¸é¢¨é¡ã»ãã¢ãã®ç»åæ¤ç´¢çµæ
     いつの世もチョイ悪がモテるのだ

まとめ

  • 知っているのか雷電
  • 死ぬ死ぬ詐欺(時々マジで復活しないキャラもいる)
  • 熱血

 

 実はこういうギャグの裏で剣桃太郎が格好良かったり、明石先輩が恰好よかったりするのだ。そのメリハリがしっかりしているからこそ、単純なギャグが際立つというアレもあるのよね。

 他のジャンプ黄金期の漫画感想はコレ。

 

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 じゃあのノシ

 

青海老

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